最近、里芋にハマっている。

"暮らしかた冒険家”の
池田秀紀・伊藤菜衣子夫妻が教えてくれた里芋スープ。

菜衣子ちゃんが、
里芋を出汁で煮込んで、豆乳入れて、塩だけだよ！
っていうから、
仕事のあと閉店間際のスーパーに駆け込んで
里芋ゲトッッ

出汁で煮込んでる時点でもうガマンできず、
塩麹を入れて、ミョウガどさっと入れて、
ズズッ、ズズズ…。

う、うんまーーーー！

塩麹様様！！

で、豆乳入れて、
さらに煮込んでちょっとつぶして、
菜衣子ちゃんに
「塩加減で抜群に美味しくなるポイントがあるから探ってね！」
といわれた通り、調整して、ゴマ油たらり。

完成っ

教えてくれた、池田夫妻は
震災後に熊本に移り住んで、
（菜衣子ちゃんは、去年の [NO NUKES] のUST中継で、
平野友康さんと一緒に話してたヒト、でもあります。）

古～い町家を見つけ
自分たちで全面リノベーション（リビルド、か）して、
今でもこつこつと作り続けてる。

その周りには、いろんな技術を持ってる人とか
"板が手に入る” とか、いろんな"持ち寄り"があって、
ちゃくちゃくとあったかいおうちが出来上がっていってる。

こんな感じに。

お野菜なんかも、
作ってる人が持ってきてくれるらしい。
そのお野菜でいつも美味しそうなもの食べてる…

…っていうのを、SNSを通して見てるw

スローライフ（ってもうあんまり言わなくなったけど）
だけが良いとは思ってないし
SNSなどの”FAST"がないと
そもそもつながれなかったわけだけど

何に重きを置いて暮らしていきたいか
どんな "暮らし" をしたいのか、
気づけば考えている、この頃。

仕事をするための暮らし、
暮らしていくための仕事、
いろんな形があるけれど、
暮らすことと仕事を調和できるのが理想なんだろう。

でもあえて切り離すなら、
私は"暮らし”のほうが大事だ。

どんな暮らしをしたいかは、
自分がなにを一番大事にしたいかで浮かび上がってくる。

そうすると、たまに、
その大事にしたいものを
一緒に大事にしてくれる人が出てくる。

また、誰かの大事なことを
自分のことのように大事になったりもする。

浅草 gallery ef もそうだけど、、
150歳近い土蔵をあの美しさに維持するのは
とても大変なことだと思うけれども
そこに価値を見いだす人が、こんな風に協力しあって
得意なことの”お持ちより”をしてる。

もちろん、密な付き合いはめんどーくさいことも
たくさんあるのかも。。
あんまりご近所付き合いも、
近い親戚付き合いもしてこなかったから、
想像以上の気遣いが必要なのであろう…

でも、密に人と関わって生きてくのは
めんどくさいこともたくさんあるだろうけど、
毛糸が絡みあうことで編み上がる模様が見たいと思ってる、
それは年なのかもしれないし、
一生の付き合いだなと思う人たちがいるからだろうな。

その ”得意なことのお持ちより” の中に、
自分の歌も在れたら幸せだなー、と、
歌との付き合い方も変わってきた気がするなぁ。

…って、こんな長く書くつもりじゃなかったんだ。

里芋スープサイコーー！
って言いたかっただけなんだったよ。。

さといもぉぉぉ