<自主製作映画「センチメンタル・ジャーニー」朝倉復興支援の上映会
「被災前の風景見て」
九州北部豪雨で被災する前の朝倉市を舞台にした自主製作映画「センチメンタル・ジャーニー~朝倉幻燈浪漫」の上映会が復興支援チャリティーとして9月25日午後6時半、電気ビルみらいホール(中央区渡辺通)で開かれる。監督の柴田洋一さん(63)は「今では見られなくなってしまった朝倉の美しい風景が詰まった映画。多くの人に見てもらい、朝倉の人たちを元気にしたい」と語った。
同映画は、福岡のスタッフやキャストで福岡産映画の製作にこだわり続けるNPO法人「博多映画道場」(同区春吉)が2016年に製作した。福岡市内の写真教室に通う男女3人が撮影の旅に朝倉を訪れ、それぞれの日常の不和や過去の謎を解き明かす物語。豪雨後、流木や土砂で一時停止していた朝倉のシンボル「三連水車」や被害を受けた旧黒川小を活用した美術館「共星の里」なども撮影現場となっている。
一般1000円(当日は200円増)、小学生500円。収益金の一部は復興支援金として朝倉市役所へ寄付する。当日会場入り口に募金箱を設置し、朝倉産の野菜や加工品なども販売する。
問い合わせは映画道場092・581・6352。