2019
いつもの様に遊びに行った丘では、見知らぬ人が磔になっていた。 彼は虚な目だけを向けて私を見た。
「忘れずに、いつまでも愛していてくれ」 私は我儘を吐いた。
「そのまま飲みながら、軽く聞いといてくれればいーから」と、 両性具有者は苦悩を喋りだした。
206@1
幾多の因果が積み重なり、僕らは『時間』という概念を認識している。