「生」と「死」の境目について考えてた。
隣で寝息をたてる息子の心臓に手を当てて、呼吸を確かめる。
きっと数時間後には目を覚まし、「ママー!」といつものように私を起こす。
何億という細胞が正常に働き、身体を動かし、表情をつくる。
それは、本当に、奇跡の積み重ねなんだな。
その億単位の細胞の営みが乱れたとき、人は死んでしまうのね。
そういうことを原子レベルまで想像して、想像して、考えてばかりいた。
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大切な仲間の死から、なかなか立ち直れないでいた私が「ちゃんと生きなきゃ」と気持ちを切り替えるきっかけとなったのは、夫の言葉。
「トモはね、俺たちの心の中でずっと生きてるでしょ?」
トモは、ワンピースを愛してたのよ。
ジャンプで毎週読んでるのに、単行本が発売されたら、それ買って帰る車の中で、信号待ちの間にちょっとずつまた読みながら帰るくらい。
久しぶりに会ったのに、5時間飲んだうちの半分はワンピースの話なくらい。
ツリーハウスつくりながら、ずーっと考えてるくらい。
ワンピースが大好きだった。
そのワンピースのチョッパーの話のところで、Dr.ヒルルクが言った言葉。
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「人はいつ死ぬと思う…?
心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う。
猛毒のキノコスープを飲んだ時……違う!!
…人に忘れられた時さ…!!」
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話の流れがわからないとよく意味がわからないと思うけど…
トモはさ、きっとこう考えて欲しいんだろうな、と思ったんだよね。
ずっとずっと忘れない。
たくさんの人の心の中で生き続けるんだよね。
純粋で、真っ直ぐで、賢明で、優しくて、お人好しで、ツリーハウスビルダーの第一人者で、お酒が大好きで、人が大好きで、こんなにこんなにたくさんの人から愛された人はなかなかいないよ、本当に。
あの日、どんだけたくさんの人が全国から集まったの。
遠くてこれなくて、訃報に涙した人はどれだけいたの。
トモの幼馴染くんが言ってた。
「アイツらしいと言えば、アイツらしい死に方だね。楽しくお酒を飲んだあと、仲間に囲まれて、眠ったまま逝って。」
「元気があれば、なんでもできる!!!」って、いっつも叫んでたけど、それは本気だったんだね。
幼い頃から心臓が弱かったなんて、初めて知ったよ。
短かったけど、誰よりもめいっぱい、力強く人生駆け抜けたね。
これからもずっとトモのことは語り継がれるだろうね。
こんな人、なかなかいないもの。
ずっとずっと忘れない。
そして、私たちは毎日を大切にめいっぱい生きなきゃ。
トモ、出会えてよかった。本当にありがとうね。
この気持ちを風化させないために記す。
よく見る、スーパーで寝っ転がって「ギャーーーー!」と泣き叫ぶ子。
それが我が家にもやってきた。
もー、人の目が気になるし、そっくり返って泣き叫ぶから抱っこしてその場を去ることもできないし、心臓が縮まるような思いを何度もした。
子育て終わったくらいのおじさま&おばさまたちは、ニコニコしながら、
「まぁまぁ、元気がいいわねー♪」
なーんて言いながら見守ってくださるんだけれども。
やっぱり疲れたわぁ。
そして、ここ1ヶ月、グンとカズが大人になった。
イヤイヤ期もようやく落ち着いてきた模様。
(また第2波がくるかもしれないけど・・・)
そんなわけで、カズの場合の乗り切り方を忘れないうちにメモ。
■イヤイヤ期の乗り切り方 (カズ太郎の場合)
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(1)思う存分泣かせる
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いくらイヤイヤ言われても、ようやく出てきた子供の自我を尊重できることとできないことが出てくる。
いまだに「赤信号だから危ないよ!」って止めると、怒るけど。
おもちゃを独り占めしてるときに、「お友達にもひとつ貸してあげてね。」っていうと泣くけど。
ジュースやお菓子ばかり欲しがって、「ダメ!」って言うとブツブツ文句言うけど。
お風呂あがって夜なのに、「外に遊びに行きたい!」っていうのを断ると泣くけど。
ちょっとずつ学んでってもらわないとね。
自我の芽生えと共に、言葉もどんどん理解できるようになってるから、親の言うことはわかるけど、我慢ができないんだよね。
しょうがないのだ。
だから、いくら泣きわめいても、言葉でちゃんと
「なぜダメなのか」を伝えて、落ち着くまで待つ。
ものすっごい泣くけど、待つ。
家なら放置。
「はいはい、嫌なんだねー。でもしょうがないからねー。」
と言って、家事に戻る。
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ここでイライラしないのが吉。
すっきり気持ちを切り替えて、カズのことは空気みたいに捉えて家事に専念する。
最初は、イライラして私も怒ったりして、本当にストレス溜まってたなぁ。
でも、泣きわめく子を、しばらくの間、完全に空気のごとく感じる術を身につけてからはすっごいラクになった。
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しばらくすると、手がつけられないほど暴れてた太郎が、
泣き疲れて、走り寄ってくる。
そのタイミングで力いっぱい抱きしめてあげれば、そのままスーッっと落ち着いて、
「お茶飲む?」
と聞くと、笑顔で
「うん!!」
って頷いてくる。
その後は、たいてい何事もなかったように別の遊びに夢中になりだす。
だいたい、そんなだった。
そういうのが1ヶ月くらい続いたのち。
いまは、イヤイヤして座り込んだりするけど、
泣きながらでも手を繋いで歩いてくれる。
そうして歩くうちに忘れて次のことに夢中になりだす。
思い切り泣いたら、逆に落ち着くのかなって。
いまは思ってますわ。
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(2)外で思いっきり遊ばせる
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海や公園など、自然遊びを思い切りさせた日は、イヤイヤが少なく感じたな。
きっと、子供もストレスたまってるんだと思う。
自我が芽生えて、やりたいこと、好きなこと、嫌いなことがでてきたのに、それを制されてしまうと、イライラするんだろうね。
でも、どうしても言うこと聞いてもらわないといけない場面も出てくる。
それを踏まえ。
子供が大好きな遊びを100%のパワーで遊べる時間を作ってみる。
やっぱり自然遊びが一番みたい。
海やプールには、ほぼ毎日行ったし、雨の日には雨が止んだ一瞬の隙に、
三輪車で走り回ったり、ボールを追いかけて遊んだり。
でも、海が一番ラクだったなー。
ずっと笑顔だったもん、海。
カズが「帰る」っていうまで何度も付き合った。
そうすることで、他の場面で親の言うこともちゃんと聞いてくれたりすることが増えたように感じた。
ストレス発散。
子供にも必要なのかもね。
その子に合ったストレス発散があるのだろうけど。
うちはこの夏、海にたくさん助けられた。
海さん、本当にありがとう。
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(3)親の主張は曲げない
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「泣いたら解決する」ってなったらダメだなぁ、となんとなく思ってたので。
よっぽどのことがない限り、主張を曲げないようにした。
泣いても買わないものは買わない。
行くものは行く。
行かないものは行かない。
最近は、わりと諦めが早くなったように感じる。w
やった。
親の粘り勝ちか?!
とりあえず、もう乗り切った!終わった!と信じたい。なー。
すっかりtwitterで満足してしまっていたわ。
でも、誕生日くらいは、日記書かねばね。
そう、2010年7月21日に、カズはめでたく2歳になりました!!!
ベタだけど、ここまで大きな病気や怪我なく成長してくれて、ほんとうにありがとう。
パパママだけでなく、たくさんの人たちに愛情そそいでもらってるおかげ。
カズを可愛がってくれてるみなさま。
ほんとうにありがとう。
誕生日は、感謝の日だね。
さて、とはいうものの、この日ばかりはカズ様が一番喜ぶであろうコースを決行してみた。
まずは、ドーナツ!ドーナツ!いうので、ミスドでブランチ。
前日はなかなか寝付けなかったので、遅めに起きた。
ドーナツが食べたいみたいだったのに、結局、ミスドのラーメンに夢中。
スープまで飲みほした。
それから待望の海へ!
いままでも何度も海へ行ってたけれど、水温が低かったので足腰どまりだった。
だから、今回が初泳ぎ。
私は海が相当嫌いだったみたいだから心配してたけど、
カズは、全然怖がらず、首までの深さのところまでいっても、沖へ沖へと行ってたので、むしろ止めた。w
海は、水遊び&砂遊びができるので、子供にとっては天国ね。
ずっと楽しそうだった。
きてよかったー。
そして、さすがに帰りはしまちゃんとお昼寝。
夜は、つるつるが食べたい!
というカズとカープドッチへ。
オシャレだわー、美味しいわーで、最高!
カズはきっと、アンパンマンがいるガストとかのほうがよかったんだろうけども。w
帰宅してから、アンパンマンのケーキで〆。
アンパンマンのケーキには、やはり、カズ、大興奮!!
いま、カズにとってアンパンマンは「神」なのです。
まだまだ日に日に成長する毎日。
イヤイヤ期が大変だけど、可愛さにはかなわんわ。
また1年、楽しい思い出いっぱいつくろうね☆
ずっと欲しかった日本では売ってないデザインのビルケンシュトック。
こげ茶でチェーン&ストーンがついてるのだ。
写真だとちょっとわかりにくいけど。
他にもパープルやグリーンやオレンジなどなど可愛いのがたくさんあったけど、とりあえず何にしても合わせやすいこげ茶にした。
子育てのときには、抱っこしたり、走ったり、とにかく歩きやすい靴がイイ。
いや、むしろ歩きやすいものでないと履けない。
歩きやすい&履きやすいサンダルの代名詞のビルケンシュトックも、イマイチ可愛くないなぁと思ってたけど、WEB探してたら素敵なのがたくさん出てきた!
ドイツ直輸入だけど。
嬉し!
本革だから雨の日は履きたくないけど、梅雨明けたら大活躍しそう。
さて、もうすぐカッコイイサイトがOPENするのだ。
久しぶりにこんなワクワクしてるなー。
大変なのが自分でないからかしら。w
人としてもデザイナーとしても尊敬するひとと一緒にモノヅクリができるのは、本当に楽しいし、幸せなことだ。
再確認。
ありがとう。
喜んでくれるといいなー。
あのひと。
とっても面白かったし。
やっぱり、一生懸命、「こういうの作ってほしい!」って伝えられると、応えたくなるね。
どうだ!君の頭の中のイメージはちゃんと形になった???
どうなんだ!!??
うふふ。
彼らが、いい出逢いであったらいいな。
日記、超・遅くなった。
なんだか、ふわっと感が抜けずに、ふわふわしながら今まで過ごしてました。
やっぱり、生まれ育ったところは特別なのね。
一気に緩んでゆるゆるで帰ってきたわ。
さて。
岩国から山口への新幹線に乗ったところから。
母と新山口駅で待ち合わせて、防府へ。
会っていきなり、カズとふたりでSATYで遊んでてもらって、私は高邑事務所へWEBの打ち合わせ。
1時間ほどだったけど、泣かなかったって!
よかったわ♪
トーマスが超お気に入りだったみたい。
いいなー。
家が広かったら、こういうの欲しい!
次の日は、幼馴染の京子ちゃんと待ち合わせ。
小学生のときの話とかして、超懐かしかった。
うふふ。
不思議だわー。
あの頃と、なんら変わってる気がしないのに。
だけど、小学生のとき、毎日のように行ってた児童センターでカズを遊ばせて、
記憶がフラッシュバック。
あああ、覚えてるわ。
プラネタリウムとか。ソフト積み木とか。木のままごとセットとか。
20年以上前のままのところもたくさんあって、懐かしくて懐かしくて。
ちゃんと覚えてるもんだわね。
そこで自分の子を遊ばせることになるとはね。
楽しかった。
またカズと来よう。
その後、ランチして、YCAMへ。
いやー、今回のは分かりやすくて面白い展示だったわ。
これ、体感しないと伝わりづらいなー。
でも、最先端のアートだろうね。
っていうか、これ、東京とかであったら、めっちゃ人が入るんじゃないの?
ものすごく良かったよ。
▼YCAM 「欲望のコード」
http://www.ycam.jp/art/2010/03/desire-of-codes-----.html
新潟にもこういうの近くにあればなー。
素晴らしいです、YCAM。
そうこうしてるうちに、京子娘ちゃんの幼稚園のお迎えの時間。
ありがとう。
こうやって、自分の帰りを楽しみに待っててくれる幼馴染がいてくれるのは、ほんとに嬉しいね。
また会おう!
今回は、実家滞在が少ないので、残りの日はあっという間。
ご近所散歩したり、いつもの中村先生に会いに行ったり、買い物してるうちに時は過ぎ。
九州へ向かう前日に、超久しぶりに幼馴染のちーぼーに会いに。
ちーぼーが遠くに勤めてたり、私が下関のほうにばっかり行ってたために、なかなか会えず。
久しぶりに会えた!
今回は土日に山口にいれなかったから、お仕事終わって疲れてるところにおしかけちゃった。
ごめんね。
2月の同窓会、行きたかったわーーー!
話を聞いて、さらに無念。
もう、20年経つのね。
すごいわー。
断片的だけれど、意外に鮮明に記憶にあるものね。
冬に、高校の同窓会やろうって話してたけど、やるのかしら。
行きたいなーーーーー!
高校なんて、さらに飛んでるひとが多かったから、再会楽しみだわ。
東京で山高(山口高校)飲みはやってたけどね。
楽しかった。
次はカズがお話できてるといいね!










