書かずにいられないので書きます。
まず浅田選手について。
これでいいんだと僕は思います。中途半端な結果じゃなくて、もっとずっと高いものを目指してる人だと思うから、今はこれでいいんだと。明日はもっとショッキングな結果がもしかしたら待ってるかもしれないけど、とにかく今は我慢の時。そう思います。
スパイラルについて。
これが無いだけで、プログラムの印象が随分変わる気がします。味気ない。もうSPでスパイラルは見られないのか・・・でも、これで本当に選手の負担が軽減したのなら、というかそうだと信じて、受け入れないと。
70%のダウンローテについて。
これ、高難度のコンビネーションジャンプ挑戦の追い風になると思ってたんです。でもどうやら違うみたいですね。昨シーズンまでなら「ちょっとギリギリだけど、ダウングレードまではいかないかなぁ」ということで認定されてただろうジャンプが、軒並みダウンローテの対象になってる。この分だと、安藤選手の3Lz-3Loはよっぽどのことがない限り認定されないんじゃないかな。村上選手の3T-3Tがダメだったんだから、かなり微妙でもダウンローテされそう・・・
ステップについて。
なんでしょう、急にみんなこぞって、ストレートラインでリンクの半分くらいをワンフットで滑って。テレビ放映されたなかで、サーキュラーはコスくらい?そしてビールマンみたいに、レベル獲得に有利となるとどうしても入れざるをえなくなる技。う~ん・・・
これまでもフィギュアのルール改正には失望させられてきたけど、今回もなんだか色々とショックです。ルール改正にあわせて、見る側の意識も改正していかないといけないのか・・・
あとジャン選手、しばらく見ない間に外見的に・・・っていうのもあるけど、フリップのあの強烈な癖がなくなってましたよね。一般的には地味な変化だけど、たったそれだけのことで彼女がこの数シーズンどれだけ苦しんで、どんな思いであそこまで矯正してきたのか。それを考えると、なんとも言えない気持ちになりました。
フィギュアって、ジャンプもスピンもステップも、多少の癖はあるものだし、個性があって当然だと思うんです。スパイラルだけで魅せられる選手だ っているわけだし。それを、こういう跳び方は加点がつきやすいとか、このポジションのスピンはレベルが上がるとか、今シーズンから急にこういうステップの踏み方が評価されるとか。
いや、、もちろんある程度の基準は必要だとは思うんです。でも、その基準に従ってみんなが同じ演技を目指して、画一的で没個性的な演技ばっかりが増えて。そしてそもそも、その「基準」が毎年のようにコロコロ変わって。
でも、それでも選手たちは、腐らずにルール改正に適応するために毎日努力してるんですよね。もし仮に自分が選手だったとしたら、もうたいがい我慢の限界がきてると思います。
いろんなタイプの選手がいて、いろんな個性が評価されて然るべきなのに。
というわけで、まだシーズン初戦なのに、しかもSPが終わっただけなのに、心底悲しい気持ちでいっぱいです。
本当に釈然としない!!
まぁそれでも「試合でしか観られないプログラム」があるから、なんだかんだで観てしまうんですが^^;それに、どんな状況でも練習を頑張ってる選手たちがいるんだから、それを見届けたいというのも。
最後に、今日は点数に関係なく、ワグナー選手の演技が個人的にツボでした。もともと好きな選手なんですが、どんどん荒っぽさがなくなって綺麗な滑りをするようになってきてる。技術的にも難しいことを、すごく自然な流れで演技に入れてて、良かったと思いました。
本当に良いと思うものは、点数に関係なく自分の感性で見極めていかないといけないのかもしれない・・・