☆秋なす・なぜ、嫁が食べると子が授からぬか?
☆秋なす・なぜ、嫁が食べると子が授からぬか?
ナスビは、なすの古語。関西以西では、今もナスビと呼ぶところが多い。
インド原産で、平安期には漬け物にして食べていたという。
秋の終わりごろ採れるなすを、特に秋なすといい、種が少なく味もよい。
江戸の庶民の間では、姑が嫁をいびって、おいしいものは食べさせないと
いう意味で、秋なす嫁に食わすな、といっていたらしく、俳諧狂歌に多く
登場する。
「秋なすびよめにくわすな、よめしゅうとの仲よきはもっけのふしぎ」
なんていう歌もある。
一方、なすをたくさん食べると腹痛を起こし、下痢をすることから、体
に悪い、女性の子宮を傷つけるといわれる。だから嫁に食わしてはならな
いという、いたわりの気持ちを表すのに、そういう風にいった、とする説
もある。
また種が少ないものを食べると、子種にめぐまれない、と縁起をかつぐ
意味もあったそうですよ。