「日本人お断り」のラーメン店

今日、何度か同じ話題で放送された石垣島のラーメン店。
急激に増えた観光客のマナーが悪い為に苦肉の策で「お断り」したそうだ。
その結果、収入は１０分の１になったそうだ。

店の対応に賛否両論あるだろうが、
石垣島にそのラーメン店しか食事が出来る処がないワケじゃないのだから、
「お断り」をされたら、他の店に行けば良いワケだ。
客にも選ぶ自由があるように、店主にも客を選ぶ自由がある。
ましてや、
店主が損益を承知で「日本人お断り」を敢行しているワケだし、
潰れようとどうなろうと、我々に迷惑がかかるワケではないのだから、賛成も反対もない。

どうぞ、ご自由にとしか言えない。

まぁ、聞けば、確かにマナーの悪い非常識な客はいた。
それを注意するとネットに上げられる。気の毒な事だ。
それ以外にも
食べ歩きで色々な品を食べたがる客が多い為、２人で１杯を頼んだりする。
カウンター席で席が少ない為、乳児や幼児はお断り。
入店するなら、子供も１人前として品を頼んで欲しい。と店主は言う。
この辺りにクレームがつくワケだが。

番組を見ていた限りで個人的意見を無責任に言うならば、
半分の量のラーメンを商品にして、割高な値段にすれば良いじゃないかと思う。
客のニーズに合わせた企業努力は必要だ。
ラーメン〇郎のように「オレ様のラーメン道！」と矜持を守りたいなら、
客に阿る事なく、被害者面する事もなく、頑張って頂きたい。

ただ、面白いなぁと思うのは、
「日本人お断り」の一文にヘイトだ！と騒がない処だ。
店主によれば、「外国人は説明文を読み、指示に従ってくれるが、日本人は従わない」のだそうだ。
ラーメン店の店主と同じく、マナーの悪さから、
同じ理由で「中国人」「韓国人」をお断りした店は多い。
だが、その度に「ヘイトだ！」と大騒ぎして、一方的に店を悪者にしてしまう。
論点がズレまくった非難で大騒ぎされる。
それに比べたら、マスコミはこの石垣島のラーメン店はまともな扱いだ。

しかし、
他の観光地でもマナーの悪い日本人観光客は大勢いるが、どこも「日本人お断り」など言わない。単純に「マナーの悪い客はお断り」くらいだ。
なのに、「日本人お断り」の一文に何も言わないのは可笑しいだろう。

この話題が沖縄の店である事に苦笑する。
沖縄で「日本人お断り」など、昨今の沖縄問題を鑑みると
そこに不愉快な思惑を感じる。
店主の思惑は知らないが、軽率な発言だっただろう。
ただ、
日本人はどっかの民族と違って「ヘイトだ！」と騒がずに、沈黙による拒絶をする。
 

１０月から、平常に戻すらしいが、どうなる事か。

まぁ、頑張って頂きたい。