ニャゴの魂が体から抜け出ていってしまった瞬間を見て、感じていたのに。
最初は信じられなくて、名前呼んだり心臓マッサージしたり、でも瞳孔は開いているし、息はしていないし、ニャゴは辛い体から抜け出て旅立ったのだと・・・
急に食欲不振になって掛かり付けの動物病院に入院したのが3月中旬。お見舞いにも行って たんだけど、いきなり退院の連絡来て迎えに行ったら、歩けなくなってたニャゴ。
入院して具合悪くなってしまった‼
この時も危ない状況でした。
病院を変えて診てもらったら、肝臓の数値が悪いと。入院ではなく、通院させて欲しいという事で家でも点滴するようになりました。
痛かっただろうね。
ずっと寝てる事が多くなり、床ずれも出来てしまって、ソファの上に毛布とか敷いて柔らかく体に負担掛けないようにしてました。
亡くなる直前まで、一人でトイレ出来てました。 だから少しずつ良くなって来ていると思っていました。
夜、手を伸ばせばすぐ近くに居たはずなのに、リビングに居るとよろけながらも部屋から出てきていたニャゴ、ちょっと前まではそれが当たり前の日常だったのに。
心ではわかっているのに、今でも帰ってくるような気がしてなりません。
ニャゴが亡くなった翌日に裏山に埋めてしまった夫、もし万が一息を吹き替えしたらどうしたらいいのだ・なんて根拠無く心配になりました。
そんな夫、ニャゴが旅立った日の夜に、夫がお酒飲みながら
『寂しいな、悲しいな‼子供の頃から猫は近くにいて何匹も見送ってきたけど、ニャゴは家族なんだよな!』って、泣き崩れたりして驚きました。
今でもたまに服にニャゴ毛が付いたり!って、うちには大量のニャゴ毛が残されてます。
ニャゴは甘えたりはあまりしなかったけど、最後の1ヶ月ちょっとは部屋に戻るのに抱っこをしても、嫌がらずにおとなしくしてました。撫でられるのも苦手なのに、撫でられると喜んでいるようでした。
一月経って、気持ちもかなり落ち着いてきたように思えます。