こんにちは☘️

お一人シングルママ、満妃です。

 

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いつもお読みくださり、ありがとうございます!

久しぶりにやっと書けましたおねがい



さてさて、今日私はたまたま「ちはやふる」という漫画を読みました。


映画にもなったヒット作。

百人一首に燃える女子が主人公。


これがどんな関係があるの?という感じですが、、、

 

たまたま友達が私におすすめして、持たせてくれたもの。


あとから『強引でごめんね!』と言われるぐらいの勢いで持たされた私爆笑





苦笑いしながら、なんか意味があって持たされたんだろう、、と思って持ち帰り

 

漫画を読むのはいつぶりか、、、。

でも今日は休養がてらと読みだすと、、

 

なるほど!!!

 

これと思うとまっしぐら。

まっすぐすぎて、人を信じすぎる主人公と自分が若干重なるチュー

 

そして出てきた百人一首


「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あわむとぞ思う。」

⬇️

川瀬の急流が岩にせき止められて

分かれても、

また下流で合わさるように

今二人が分かれても

将来再び逢おうと思う。 

(崇徳院)

 




前から好きな一首が出てきて納得です。

今の私たちはこれに近いから。

(この先、また交わることがあればいい、、、これは彼の言葉です。約束なく、ゆだねていく、、という意味。私も今、そうしていくことを受け入れています。)



 

ただ、やはりサイレントではありません。

結論から言うと、再度私から離れて、遠くの実家に一人戻った彼ですが、LINEで話ができています。

 

今週はかなり落ちこむことがあってその時に


「私が人を信じすぎるからいけないのかな。

まっすぐすぎるからいけないのかな。」

 

思わず彼に弱音をこぼしたばかりでした。


人の言葉をその通りに受け取りすぎるところが私にあって、、。

 

そしたら

「俺のことかな。ごめんね。」

と返ってきたので


「違う違う!仕事のこと!誤解させてごめん!」

と取り消すと、


いつもは直ぐに返ってこない、あえて距離をとる彼からの返事が

 

すぐ午前中に返ってきて


「過去を振り返りすぎるとダメージになるから、ほどほどがいいね。』


そんな風に励ましてくれました。

 




ここまで辿り着くまでの

この間を振り返ると、、、


前回のブログに書いたように

再会後に喜んだのもつかの間


高熱で一人寝込んでいても

どんなに会いたいと伝えても


応じてくれず

愛がないわけではないのに、距離を取り続ける彼。

 

さらにもう一つのきっかけで、私の心はふつっと切れてしまい、2週間LINEの未読スルー。


私がしました。

 

なぜなら、そのきっかけで、これまで何度も彼に拒絶されてきた場面が何度も思い出され、傷が蒸し返され、惨めな気持ちでいっぱいになり

 

「今、ここの私と付き合えないなら、今度こそもう私が限界、無理!」


そのぐらい失望してしまったからでした。


裏を返せばそれだけ、私は彼に会えたら、再会さえしたら2人で幸せになれると思いこんでしまっていた。

彼に期待しすぎていたのだと思います。

これこそ思いこみ、 執着ですね笑い泣き





分かっていても、それでも、、、

LINEを既読にした直後、彼から「実家に帰る」という連絡が入った時には、私はプチパニックになりました。

私の氣持ちを汲んで会いに来てくれたら、、とどこかで願っていた私と真逆の彼の選択です。



 

結局あなたなんか私を優先したことなんか一度もない


あなたなんか会わなければ良かった


あなたなんか安全なところから私を見てるだけ



 

私の奥底から長く長く我慢し、抑えてきた感情、、、、寂しさ、哀しみが怒り、叫びのようになって噴き出して、こんなに私の中にいっぱいのエゴ、、、執着があることにビックリするぐらいでした。

 

あふれ出る溶岩のような感情を吐き出して、吐き出して、吐き切った後に、収まりました。



 

もうすべて過去だと。

 

11年前


私が死んだら骨を首飾りにして歩くと言ってくれたことも


一人にしないと言ってくれたことも





LINEだけで再会した3年前に


彼女と別れたら会えると言ってくれたことも


人生の最後にどんな関係になっているか楽しみと言ってくれたことも

 

本当に過去のこと。


全ては瞬間瞬間の氣持ち、言葉?


水に流す、、、、


まさにその言葉通りにすることが、私の執着を手放す事。

 

もうそうするしかない、、。

私が楽になる方法は、、、。

 

そんな風に腹をくくった時でした。






「こんなに自分のことを想ってくれた人は過去も未来もいない。

だから、辛い。」と。





 

その言葉で私はようやく、彼の心情を感じ取ることができました。


あたたかな涙が湧いてきました。


それまでは私が高熱で一人寝込んでいて

「だいじょうぶ?」「心配、、」と言われても

行動が伴わない彼の言葉に心を感じ取れなかったからです。


あなたは言葉だけでしょう、、、?

けして安全圏を出ないし、助けてもくれないよね


みたいな、、。

 

私は今年の6月の夏至のあと、彼に連絡を取ると決めた時に自分にあると思った落ち着きを無くし、


何週間も七転八倒して、やっと愛に着地したのでした。


彼の心を、短いLINEの言葉から感じ取れるように、やっとのやっとで、なれたのです。

 

おもしのような隔たりが、溶けて消えていきました。




彼が実家の両親を思い、後悔したくないから帰るという選択。


一番大切な子供たちと離れるけれど、何とかなると思えている彼の安心感。

 

それはとても大切なことと思いました。

しかも、彼の大切な子供たちの写真をLINEで見せてくれました。

それは感動するほど、とても素敵な笑顔でした。

 

何より、彼の直感はいつも当たるし、それを止めても無駄なことも今までのことからも分かっていました。

 

私は彼を見送ると決めました。


決めたら早いのも私です。

 

そしたら、もう一度だけ彼と、今度はお店でとても美味しいビールを飲むことができたのです。


再会後から会いたい、話したいと伝えてきた私に、彼が自分から連絡をくれ、応じてくれたのです。


横に並んで一緒に飲むビールは、どれも美味しくて、ビックリするぐらいでした。

 

一つだけ、バナナ味のビールが彼は苦手と反応したのが面白くて、私は『そうかなあ、結構おいしいよ』と笑い


2軒目の居酒屋でも、彼のやっていた仕事の話を私は聞き続けました。





LINEとは逆で、彼の話を私がずっと聞き続ける、、、。

そして彼の発想やエネルギー、周りへの影響力や巻き込み力に「すごいなあ。かなわないなあ。」とたくさん感心しました。


穏やかで、幸せな時間でした。


後日のLINEでも、いろいろあっても優しくしてくれて、俺は幸せだと思うと彼は言ってくれました。

 

 

そのまま飲んで終わりで駅のホームでサヨナラし、それが最後で3週間後、彼は私と会うことなく帰郷しました。

 

もう一度だけ会いたかった。

行ってらっしゃいと見送りたかった。


けれども、彼は帰郷前に高熱を出したこともあり、会えなかった、、、。


ただ、たぶん高熱を出さなくても、彼は私に会わずに帰ったと思いますが、、、。


そういう人です。


私と距離をとるのは、言葉も気持ちも変わることを彼自身が自分で痛いほど経験したから、けして私と約束しないし、期待させない。


そして、かつての情熱とは真逆の態度で私と適度な距離、間合いを取れる自分。


それが彼の納得のいく自分であり、今したい生き方なのです。


好きとか愛しているとかはきっと別です。

私以上に、子どもたちへの罪悪感も消えていない、、


でも、それに良いも悪いもない、、、


私はそれをやっとのことで受け入れた、、、


そんな夏になりました。


 

彼が帰郷してもうすぐ1か月。

寂しい時もありますが、それでも、私は落ち着いています。



 

「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」

⬇️

久しぶりにめぐり逢い 

見たのかどうか分からないうちに 雲間に隠れてしまった夜中の月のように 

あなたはたちまち帰ってしまった。

 (紫式部)

 

 

ちはやふるに出てきたこの1首にも、共鳴。

ドンピシャすぎて笑ってしまいました爆笑


同時に1000年以上受け継がれてきたこの和歌に、

1000年以上も後に生まれた私が共感している。。。

 

人を想う心の普遍性にじんと胸が熱くなるのでした。


思いがけず、その紫式部の一首が! 

慰められます照れ

 

 

 


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございますおねがい


私のブログが何かの示唆になり、励みになったら嬉しいです。

 あなたの最善の幸せを祈ります✨


 

 

 


 

 

 

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