お教室
息子が0歳の頃に出会った知育の先生。七田式で十数年お勤めされピグマリオンの認定講師の資格を取得された方です。後にこの先生がオープンした幼児教室に入会することになります。息子1歳3ヶ月の時です。月齢に合ったおもちゃ、取り組みを知れる良い機会として親子共々楽しく通室していました。母も義母も他界していて、頼りにできる存在が近くにいない私にとって様々な知恵や知識、時には躾に関する耳の痛い話にまで助言を下さるこの先生は本当に有り難い存在でしたし息子の成長のペースメーカー的役割としてお教室を活用させてもらっていました。ところがです。息子が3歳になったある日。「気付いてると思うけど、年少の歳になったら厳しくいくわよ~まずこのペースじゃ全然だめよ。宿題もどんどん増えますからね。」と言われたのです。確かに気付いていました。後に入会してこられる方は皆「お受験」を前提に明確な目標を持って通室し教室もまた、そのニーズに応えようと、徐々に変化していたこと・・・たくさんの宿題週末はレッスン夏期講習に冬期講習修了式に表彰・・・そんなこんなで立ち止まることもせず「子どもの為」という呪縛に取り付かれ日々ノルマ的に課題をこなす日々。息子が4歳をすぎ問題の難易度も量も何もかもがオーバーヒート気味おまけに授業料も値上がり最初なら絶対入会してないよな~なんて思うほどの額になりお受験反対派の夫の説得まで始めていたある日のこと知人がフェイスブックで発信していた一文に胸が締め付けられ、目が覚める思いでした。「じぶんらしさで満ち溢れているこの時を邪魔しちゃいけない。」息子は笑っているだろうか自分らしく過ごせているだろうか子どもらしく楽しく好きなことに熱中しているだろうか親子の時間に最近どんな話しをしただろうか宿題と通室にどれほどの時間を費やしたのだろうその時間、息子は楽しいと思っていただろうかどんな顔をしていたっけそんな事を考え始めたら もう 涙が止まりませんでした。問題を間違え叱ってしまったこと毎回表彰台にのぼらせたくて必死になっていたこと(今思えば4月生まれなので成績が良くなるのは当然だったのです)気付かぬうちに、母である私が色んなものを見失っていました。ただただ反省しすぐにお教室は退会しました。賢いお母さんならばそれぞれの家庭の考え方、目標を踏まえたうえでお教室を良い意味で利用し何かを得るのだと思います。でも、私は上手に出来なかった。あの独特の雰囲気に染まり、見事に子どもを置き去りに大人の思惑の中だけで過ごしていました。反省、反省、大反省です。でも、ポジティブだけが私の取り得。セーフ!小学校までまだ1年以上ある!やったねと、これまでの反省をいかし(ばねに?)息子、娘と日々楽しく遊んだり、勉強したりしています。方向性を大きく変えて自宅学習を再スタートさせるきっかけとなったエピソードでした。