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B3-6G
勝  菅野
負  石田
S  カミネロ


セントラル・リーグを代表する右腕 菅野智之を攻略しかけたが、勝てなかった。

チームは東京ドーム今季初黒星。
仕切り直して次戦に臨む。


5月に入って絶不調だった我らがキャプテン・筒香嘉智に待望の先制2ランホームラン。

逆転された後には、キャプテンが兄のように慕う彼の今季初ホームランが飛び出した。

久々のセンターのポジションに入る彼を見て、あの試合を思い出した。


2016年10月10日。
クライマックスシリーズ・セ ファースト・ステージ第3戦。

プロ野球12球団の最後にようやくこの舞台に立ったベイスターズ。

若い選手達は初めて経験するポストシーズン。

1勝1敗でファイナルへの切符に挑んだ。

1回表。2番ライトで先発した彼は、ジャイアンツ先発の内海哲也から左手にデッドボールを受けてしまう。

無念の負傷交代。

ダグアウトの向こう側で、普段クールな彼が人目はばからず号泣する。

彼の左手薬指は骨折していた。

彼が涙したのは、痛みにではない。
大事な試合に出場できない悔しさにだ。

延長11回の激闘を勝ち抜いたチームはファイナルへ進出。

王者カープに挑んだ。

試合前のマツダスタジアムのグラウンド。
彼と指揮官が語り合う。

「僕は何があっても試合に出たい。でもそれを決めるのは監督です」

「その言葉で十分だ」

骨折した指をギブスでガチガチに固定し、大切なグラブにハサミを入れ、目眩がするような痛み止めを飲んで試合に出場。

フェンスに激突しながらファールフライをキャッチ。
右手一本でホームランも放った。

その闘志に、カープファンも惜しみない拍手を送った。

だが、チームは王者カープにねじ伏せられた。


その悔しさが、2017年シーズンの「史上最大の下克上」に繋がっていったのだ。


今シーズンは開幕一軍漏れ。

イエロージャーナリズムからは、トレード候補との汚い見出しも踊った。

そんなことで、彼は怯まない。
明日の勝利に向けて、ひたすら準備を行っている。

そして、まずは一つ結果を出した。

新たな歴史に
その名を刻め
梶谷隆幸
蒼い韋駄天

横浜DeNAベイスターズ。
背番号3。
梶谷隆幸。

頂点目指して駆け抜けろ!

VICTORY is WITHIN US.