皆様のクリックに感謝致しますm(_ _)m⇒　

にほんブログ村

こんにちは。　ガーン

、日経平均株価の下げ幅大きいですね。前日比約150円程下がってますね(>_<)

本日は、「連結包括利益計算書」について書きます。「連結包括利益計算書」と他の連結財務諸表との整合性を見ていきたいと思います。

使用する財務諸表は以下のようになります。
「連結貸借対照表」、「連結損益計算書」、「連結包括利益計算書」、注記です

その他の包括利益は、少数株主持分がなければ、BSの増減（前期と当期の差額）と一致します。
例えば、為替換算調整勘定のBSの増減は1299ですが、連結包括利益の為調は1251であり、一致しません。
これは、BSの為調は親会社持分しか含まれていないからです。両者の差額-48は為調に関する少数株主分です。
一方、連結包括利益は親会社持分だけでなく少数株主持分も含まれています。

連結包括利益計算書の内訳として、「親会社持分に係る包括利益」「少数株主に係る包括利益」があります。

包括利益＝少数株主損益調整前当期純利益（PL)+その他の包括利益

少数株主損益調整前当期純利益＝当期純利益（PL)+少数株主利益（PL)

親会社持分に係る包括利益＝当期純利益（PL)+その他の包括利益の親会社持分

少数株主に係る包括利益＝少数株主利益（PL)+その他の包括利益の少数株主持分

その他の包括利益＝その他の包括利益の親会社持分+その他の包括利益の少数株主持分

連結包括利益計算書の中には、「持分法適用会社に対する持分相当額」があります。
これは、持分法適用会社の包括利益です。
例えば、持分法適用会社（20％保有）のその他有価証券評価差額金(BSの増減）が１０あったら、10×20％＝２と計算されます。

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

連結包括利益計算書 他の財務諸表との整合性について

連結包括利益計算書　他の財務諸表との整合性について