『プロ根性』
さっそくまるっと2ネタを使いますが、
キャプテンによるメンバー解説の記事で、
秋元才加はみぃちゃんに対し、
「どうしたら喜んでもらえるかを考えて
行動しているプロフェッショナル」
と評しています。
あの努力家の才加をしてプロと言わしめるとは。
わかってたこととはいえ嬉しいですな。
AKB48は一人一人がそれぞれの目標を持って
芸能活動を行っています。
歌手になりたい、女優になりたい、
あるいは劇場公演をすることを目的に
頑張っている子もいます。
ただ、今AKB48が大きくなりすぎているがために
自分の目標とはかけ離れた活動を余儀なくされる
場合もあります。
たとえば歌手になりたくてAKBに入ったのに、
バラエティに駆り出された挙句、
笑いをとれないことでダメだしを食らったりね。
(架空の話です)
みぃちゃんは将来の目標を明確にしたことは
見聞きした限りではこれまで一度もありません。
しかしどんな仕事を任せられても
手を抜いたりいい加減に済ませたりしたことも
見聞きした限りではこれまで一度もありません。
みぃちゃんにとっての芸能活動とは、
自分を向上させるためのものでもあるでしょうけど、
何より自分を見てくれる人に元気になってもらったり、
喜んでもらうためのものなのではないでしょうか。
だから来る仕事が例え女優業だろうが、
アーティスト業だろうが、
お笑い芸人と絡む仕事だろうが、
顔面にボールをぶつけられる仕事だろうが、
何のためらいもなく心血を注ぐことができるのだと思います。
みぃちゃんが18歳になって初めてANNに出演したとき、
自分はそのラジオを聴きながら、
布団に入っていました。
みぃちゃんは風邪をひいているのか
鼻声ながら司会役をこなしていたわけです。
でも終盤になっても勢いは衰えませんでした。
頑張るなぁと思っていた矢先、
「気持ち入れなくていい瞬間なんてないでしょ!」
突然みぃちゃんが言いました。
替え歌のコーナーで必要以上に感情を込めて歌う
みぃちゃんに対して萌乃が突っ込んでから
上の言葉を返したわけで、
そこまでシリアスな発言ではなかったのですが、
この言葉を聞いたとき、
夜中にもかかわらず、
身震いするような感動を覚えました。
俺が半分寝ながら聴いているラジオにも
想像以上の気合いを入れて臨んでいるとわかった瞬間、
プロってこういうことなんだ、と気づかされました。
生半可な気持ちでアイドルをやっていない。
間違いなくこの仕事、俺なんかには務まりませんよ。
こんな風にモチベーションを維持することができているのなら、
具体的な目標を我々が望む必要もないのかななんて思います。