今回は少しテーマを変えてみたいと思います。


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言わずと知れた、伊丹十三監督の最高傑作(自評)です。

この作品を始めて観たのは、小学校5年生くらいでした。

映画館ではなく、テレビ(土曜洋画劇場)で観て、アタマと下半身に衝撃がはしりました。


社会派であるし、エロ。


冒頭部分、いきなり、ジジイが看護婦の胸にしゃぶりついていました。


今観ても、すごく新鮮だし、今だからこそ深く理解できることがあります。


これを観た以来、自然好んで観る映画のジャンルが固定されてきました。


当時、オマセな小学生だった僕は、これをビデオにダビングして何十回も観ましたし、

そして、卒業文集の中にある将来の夢を書く所に、はっきりと


「国税局査察官」


と書きました。


ちなみに今は違います(笑)


社会に対しての好奇心は、昔からあったことを考えれば、この作品をはじめ伊丹映画にはまるのは

必然だったといえるでしょう。





今日は同志である社会事象リサーチャーと共に某公共機関内通信設備の

清掃点検のバイト。

いつもは2箇所、ないし一箇所で終了なのだが、今回はなんと三箇所。

すこぶる、疲労を重ねてしまった。


作業自体は全然ダルくはないんですが、いつもこのバイトを担当している

40歳過ぎパラサイ・シングルブルーワーカーの「ゼツミョウ」なトークに

よって疲労困憊してしまうわけです。


トークという名の毒霧が脳内細胞を激しく蝕み、眠気を吹き込んできます。


とりわけ、、、、


僕のようなまあまあ歳をくっている者に、毒霧を多散してくるんですね。


僕が普通にトークをすると、彼はその話題の「ホンシツ」を

語りかけ、暗に「君はまだ浅いよ」的な雰囲気を醸成しようとします。

   

ちなみに、


僕:大学院生  彼:某都立工業高校卒→電気屋


まあ、学歴で比較することでもないんですけど、なんか正直言うと

癪にさわるんですよ。そのトークが、雰囲気が。

彼の口腔から発せられるオイニーもいっそうの拍車をかけます。


「シャカイジンのケイケン」を縦にし、彼から見れば、「青二才でムズカシイコト」を

やっている者に対して口撃してくるということです。


時々、失礼だなあと感じますが、それもお金と割り切ればどーってことはないですね。

そこで険悪な雰囲気を出しても、疲れるだけですからね。





久々におもしろいTV番組を見つけました。


毎週火曜日、9時15分~NHK総合

「プロフェッショナル」~仕事の流儀~


こういう番組はなかなか民放には作れませんね。

脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティを務めているところに、

何か「知的」な印象を受けます。


「皆様のNHK」から、「一人一人にNHK」に脱皮した

番組作りを僕は期待します。

社会学者の宮台真司氏とビデオジャーナリストの神保哲生氏の

講演会に、知り合いの社会事象リサーチャーとともに行ってきました。

有料の講演会だったのですが、結構、聴講者がいました。


なんか、怪しい人や「?」おばちゃんまで、色々な人がいてそれを見ているだけで

なかなかの勉強になりました。

中には、宮台追っかけや熱烈神保ファンまでいたのには驚きました。


講演会のテーマは、「サイバー社会の人間学」。


宮台 真司, 東 浩紀, 西垣 通, 神保 哲生, 水越 伸, 池田 信夫
ネット社会の未来像―神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド3

↑上記の本の出版記念として開催されました。


2時間ノンストップでしたが、あっという間にでした。

連れのリサーチャーは宮台氏の繰り出すアカデミックな用語や図式に少々困惑気味で、

終わった直後は疲労困憊といった感じだったようです。


僕は少しですが、過去に宮台氏の本や論文からレポートを書く際にリファーしたことがあったので、

何とかくらいついていけました。


でも、まだまだ勉強不足です。

もっともっと、基礎を固めないと・・・。


久々の更新です。


昨日、僕が親しくしてもらっている数学者の結婚式がありました。

場所は、広尾にある歴史のある洋館でした。

僕は新郎側の受付を頼まれていて、初めての経験で最初は

少しあたふたしましたが、無事、任務を遂行できました。


今回の結婚式は、今までに行った結婚式の中で最も良いものだったと思います。


BGM・料理・雰囲気などなど


全てにおいて、夫妻のこだわりがあり、月並みの表現ですが

「お洒落」の一言に尽きます。


そして、、、


結婚式といえば独身同士の出会いの場でもあります。


いい出会いがありました。


結局、最後はここで落ちがついたわけです。





コンニチワ、ダチウーです。


自分では仕事がデキて、皆から人気があると思っていたけど、ついに異動です。


知らない間に追放包囲網が敷かれていたようです。


部長と自分を拾ってくれた御仁に、タッグで引導を渡されました。


一週間後にはもう追い出されます。


定年までのこれから20年間は、もう「アタマ」になれそうもなく一生下っ端で単純労働。


後輩はどんどこと出世していきます。


私はその光景を目の当たりにして、我慢できるでしょうか?


とりあえず、うさ晴らしに地元の行きつけのスナックに行って、三時半まで呑んできます。


サヨウナラ、といっても誰も感傷的にならないでしょうが、目の前から消えていこうと思います。



昨日、渋谷のやけにうまい某焼き鳥店にて飲み会をした。

メンバーはこれから日本を背負って立つ頼もしいオトコ達である。


酒はもちろん美味い。

そして、焼き鳥の美味しさたるや天下一品。


その上


そこでの会話はここでは書ききれないほどに、楽しく・知的興奮に満ちていた。


最高のつまみだ。


とかく、人は自分の得意分野について話まくる傾向がある。

でも、今回のメンバーは自分の年下ということもあるが、

相手の話をよく聞いて、順序よく話しをしていた。


なので、話を聞いているほかのメンバーはその空間が心地よくなり、

予期せぬ引き出しが自分の頭から出てくるので話も尽きない。



とにかく、いい時間だった★





急転直下、堀江社長がついに逮捕されてしまった。

ここ数日のTV・新聞・雑誌等のメディアにとっては、格好のニュースソースだ。


前のブログでも書いたが、今、大学受験シーズンである。

受験生(高校生)にとって、ホリエモンとはどんな人物に映るのか興味あるところだ。

法学部に入り法律家として不正を正していく進路をとるのか、商学部・経済学部に入り

お金のしくみを学び、いずれは起業する進路をとるのか。はたまた、関係ないけど

とりあえず良い大学の文学部に入ることにより、社会的権威と人脈を得ようとするのか。

どの進路に答えはない。ただ一ついえることは、山内一豊ではないが、


「自分自身の無力さを知り、それを補うことに努力する」


である。


ファッション化するイデオロギー、企業ブーム、株ブーム


虚と実が混在する現代社会において、痛烈なまでに我々の脳裏に

焼きついたであろうこの事件。


会社経営・倫理・法・マスコミ・政治・そして個人の価値観


一回立ち止まり、勉強して考えることが必要なのかもしれない。





今日・明日は大学入試センター試験である。受験生諸君は今まで勉強してきたことを、

自信にして頑張ってほしい。


今から6年前、自分も緊張しながら受けていた。


うちのクラスは受験ムードとは程遠い状況にあったので、

友人は軒並み第一志望校に滑った。

まあ、今となれば思い出話ですむが、当時は皆、半狂乱だったような気がする。

受験は所詮、自分との戦いである。

環境に流されない強固な精神力が問われる。

この強さの証明は、大学入学後の就職活動において身をもって感じることになるのだ。


知り合いの数学者が、この手の話をするとよく言っていたことがある。

ちなみに彼は駒場である。


「何で企業は学歴をみるか。それは、受験という強烈な競争を勝ち抜いてきた

 強い精神力を評価してるんだ。それが結果として、難関大学卒という形になって

 現れているだけ。」


このように言っていた。納得である。


日本社会は、脱学歴社会の過渡期に入っていると言われている。

しかし、高校生の4割が大学に進学するという世界でも稀な状況は、

逆に高学歴嗜好を生む土壌になるかもしれない。


学歴とは何か。キャリアとは何か。


高学歴で自己流の生き方をまい進しすぎると、打たれ、そして捕まる。

昨今のニュースと絡めると、色々と考えさせられる。

コンニチワ、ダチウーです。


どこも引き取り手がないため、周りからはジョーカーと言われています。


40歳、いよいよオトコの本懐が滲み出てくる歳になりました。


でも、周りからはアダルト・チャイルドと言われています。


このまま、この調子で人生の幕は降りていくのでしょうか?


トモダチは、ガソリンが100リットル入るでっかいアメ車だけになりそうな予感がします。