香港ノワールものって、「因果応報」や「愛と憎しみは表裏一体」という概念がベースにあるのですが、この『トワイライト・ウォリアーズ』もまさしくその系譜なんですよね。
そこにアクションが加わることで、よりエンターテインメント性が増し面白くなる!
やっぱり香港映画はこうでなくちゃ!!
少々前置きが長くなりましたが、今回も前回の続きということで、私が今一番熱くなっている映画の話をさせていただきます。
-「悪の巣窟」と呼ばれ、無法地帯であった九龍城砦。
そこに流れ着いた主人公(=密航者だが、実は出自は香港)が、住人達との触れ合いを通じて絆を育んでいく- という物語ですが、そこに黒社会が関係し、いろいろな軋轢が生まれていき・・・という、香港ノワール的展開が繰り広げられていきます。
やはりアクションシーンは見ものですし(←ワイヤーアクションも健在)、カメラワークも見事です。
なにより、御年73歳の洪金寳(サモ・ハン)のキレには驚かされました。
また、これまで古天樂(ルイス・クー)にはアクション俳優のイメージがなかったのですが(←昔のイメージ!?)、なかなかどうして、頑張っておられます。
もちろん、アクションだけでなく、「友情(というか愛情)」の尊さや高潔さ、「エゴイズムとは何か」等を身をもって教えてくれる主人公たちの生き様が、私(たち)を惹きつけてやまないのではないでしょうか。
余談ですが、今は俳優陣の声は自身のモノですよね?
以前の香港映画は吹替え用の俳優が別にいて(←演者全てではありませんが、ほぼそうだったと記憶しています)、拍子抜けした覚えがあります。
特に推しの声があまりに本人と違うと、何ともやるせない気持ちになったものです。
とさせていただきます。