「お茶の魅力を次世代に語り継ごう」のコーナー♪
※京都山城地域伝統の名産品でありますお茶を、これからを担う次世代の方にも親しみを持って楽しんで頂ける様にお茶に纏わる魅力を惜しみなく紹介していくコーナーでございます!
本日はこの番組のリスナーさんからご要望を頂きまして、京都 和束「お茶の上香園」さんから この時期にぴったりな、美味しい「水出し冷茶」の作り方を教えて頂きましたので、こちらをご紹介してまいりたいと思います
どうしてもこの暑さだと冷たくて、美味しいお茶が飲みたくなりますからね!
今日は上香園さんから教わった美味しい「水出し冷茶」の作り方をご紹介してまいりましょう♪
まずお水を入れるボトルをご用意頂きまして、その中に水を入れて、お茶の葉を入れるのですが、水1リットルあたり、お茶の葉をだいたい10グラム~20グラム入れるのが良いとの事です。
お茶の葉の分量ってちょっと迷う時あると思いますので、ここでちょうど良い分量を申し上げます。
水1リットルあたり、お茶の葉を10グラム~20グラム。濃いお茶が好きな方は20グラム。これを目安にしてほしいとの事でございます♪
水道水を使われる方は一旦やかんで水を沸騰させて、この水道水に含まれるカルキ=塩素ですね、このカルキを抜いて、そのお湯を冷やしてください。
そして、ボトルに入れたお水に、お茶の葉を入れる作業を夜、寝る前にやって、冷蔵庫でお茶の葉を入れたボトルを8時間~10時間ぐらい冷やすと、翌朝には美味しい「水出し冷茶」が出来上がっているとの事でございます!
お茶の葉って熱い湯をかけると一気に葉が開いて、すぐお茶が出来上がるのですが、熱湯で淹れると先に苦みが出てくるんですね。
逆に冷たいお水だとお茶の葉がなかなか開かず、時間をかけてゆっくりゆっくりでしか開かないのですが、その分、お茶のまろやかな甘み成分が出てまいります。
今回はお水で時間をかけてお茶の葉を開かせたいので、寝る前にお茶の葉をボトルに入れて、しばらく冷蔵庫に入れておくのがコツ!との事でございました!
お湯が熱ければ熱いほど、お茶の葉が開くのが早く、白湯(さゆ)からお茶になるのが早い分、お茶に苦みが出てくる。
逆にお湯の温度が低いほど、お茶の葉が開くのが遅く、お茶になるまで時間がかかります。
ただその分甘み成分が出てきます。この仕組みをまず押さえておきましょう♪
さぁ、という事で、一晩寝かせて美味しい「水出し冷茶」が出来上がりました!
いざ、ボトルからコップや湯飲みに入れようとすると当然、お茶の葉もコップに入りますので、ここで茶こしが必要になります。
しかし!普段ペットボトルのお茶に慣れていて、茶こしさえも手元にない!という方も中にはおられるかもしれません。
そういう方にも実は便利なお茶があるんですよね!
ここで重宝されるのが、お茶の「Tパック」です!
この「Tバッグ」を使うとボトルの中でお茶の葉がぶわっと広がる事がないので、上香園さんはこの「Tバッグ」をオススメされてました!
上香園さんの商品の中にもいろんなお茶の種類の「Tパック」があるのですが、今の時期は玄米茶の「Tバッグ」。この玄米茶の「Tバッグ」を使った「水出し冷茶」があっさりで冷えて美味しいと仰られてました。
この「Tバッグ」も水1リットルあたり、中サイズで2つか3つ入れて、一晩寝かせたら、適度に濃いお茶が出て美味しく飲めます!
という事で、本日は美味しい「水出し冷茶」の作り方をお伝えさせて頂きました!
【お茶楽曲のご紹介】
♪今後のLIVE情報♪
MITSU