農業法人の成功で、農業を花形産業へ!
農業ビジネスの可能性
久々(すぎる)の更新です。
農業でのビジネスとして考えるときに、
野菜を生産して、それを売って利益を出すことは考えられますが、
他の産業と同じように、
流通とか、販売とか、広告とか、イベントとか、とかとか
いろいろな可能性があるなぁと。
改めて思ったのは、友人にこんなスクールを教えてもらったから。
http://www.schooling-pad.jp/gagri/
確かに、スーパーの野菜売り場で販売を代行するサービスもあるようですし(←日経で読んだ)経営が行き詰った養鶏場や養豚場を立て直す企業もあるみたいですし。これからも広い視野で世の中を見ていきたいなぁと。
農薬について・・・
今日はとても嬉しいことがあったので報告です。
今回は長いっす。
しかもかなり本気で書いたので読むのにエネルギーが要るかもです。
『食品と植物医学』という講義がありました。
まぁ平たく言えば、「農産物の病気ってどうなのよ」という講義です。
はじめは検疫の話。
農産物を海外から輸入する際、検疫をするのは知ってると思うけど、
・近年、検疫品目が爆発的に増えていて、
検疫の職員だけは増加している。
・アメリカは、検疫が厳しい。畜産は全頭検査。
(しかし日本には牛肉の検疫が厳しすぎる!って言っている)
ちなみに9.11のテロ以降は、輸入品の検疫の管轄が
農務省から国土安全省に移管された。
・日本の検疫の技術は世界一!
しかし、政治家の一声で、結果とは関係なく
輸入されるものは輸入されてしまう
こんな感じ。んで次に、世界の食料は足りるのかって話。
最近はエネルギーとの争奪戦という切り口が多いですが
今回は、病気や害虫でどれだけ農産物がだめになっているかという出発点から
病気の中身を見て、”農薬”が果たしている役割を確認しました。
現在は世界中で、作付けした農産物の33%ぐらいの作物が、
病気や害虫のおかげで収穫できないでいるようです。
これは農薬とか使っている状態です。
んで、例えば農薬などで病気や害虫を防がないとどうなるかというと
使わないとどうなるか52%が収穫できないことになるようです。
(もちろんこの数値の信頼性の評価は難しいですが、
しっかりとした世界機関の数値のようです。)
次は、農薬がなかった時代の例として、
アイルランドでは1860年代に、ジャガイモの病気が蔓延し、
飢餓状態となり、800万人の人口のうち、100万人が死んでしまったようです。
国の1/8の人口がジャガイモの病気が原因で死んだのです。
有機農業ですが、植物医学的観点から見ると、
有機農法は土壌自体がよくなるので、
土壌経由の病気は防げるのでGood!
しかし、害虫も美味しい野菜めがけて、寄ってくることになる。
害虫に食べられると、植物は「アルカロイド」という物質をたくさん作り出すようです。
このアルカロイドというのは、虫に食われないために出します。
虫に食べられないために出す物質が人間にとっていいはずはなく。。。
「虫に食べられているくらいの方がいいんだ」といって虫食いの
野菜を食べるのは寿命を縮めているということのようです。
(教授の専門はここら辺の植物病理学↑)
まぁ他にも農産物に発生する病気が、
人間にとってどのくらい危ないかということもありました。
発がん性物質を食べていることもあるとの事。
んで、農薬に関して言えば、やっぱり農薬は必要なんだと。
自然に発生する病気それ自体が農薬より危険な場合すらあるし、
病気が発生して収穫できなかったら、死ぬし。
有機農法はいい。しかし、だからと言って農薬が×なわけではない。
現在、使用が認められている農薬を基準を守って使えば全然危険じゃない。
農薬は人にとっても危ない農産物の病気を防いでいる。
とながながと講義の内容を書きましたが、
講義を聞きながら、浮かんできたわけですよ
もう死んじゃったけど、ずーっと「消毒」という単語を使ってきたじいちゃんの顔や
「消毒って農薬散布でしょ?」という、僕の単純な問いに
「ん~・・・まぁ・・・」と言葉を濁すしかなかったおやじの顔が。
私は再認識しました。世間では、有機農法という言葉が出てきて、
農薬はちょっと悪者に仕立て上げられている感があるかもしれないけど、
やっぱり、農薬の使用は間違っていない!と。
そして何よりも、
じいちゃんやおやじのやっていることは、何も後ろめたいことはないし
「消毒」という言葉に置き換えるほど、苦しまなくていいんだ
ということを教授が言ってくれたようで嬉しかったのです。
思うのです。自信を持って「農薬散布」と言おうと。
色んな決断を経て、28歳にして、この講義に参加できた奇跡に感謝!
と帰りのチャリをこぎながら思ったのでした。
追伸1
有機農法が嫌いというわけではないので悪しからず。
追伸2
今、イソフラボンという単語を良く聞きますが、
過剰摂取すると女性は子宮がんになる可能性が高まるようです。
農薬よりよっぽどあぶねぇ~・・・ヽ(;´Д`)ノ
しかし、そんな記事が積極的に掲載されるわけもなく・・・
気をつけよう!サプリメント!
農作業をやってきました。そこで農薬について考えてみました。
今週末は実家に帰って農作業をやってきました。疲れたヽ(;´ω`)ノ
アスパラガスはがんばれば7月初旬まで収穫できるのだけど、
植えてから3年ぐらいは、収穫しすぎるといけないらしく、
今回は、2年目のアスパラガスをお休み状態にさせる作業をしたのです。
何をしたかというと、、、
・今伸びているアスパラガスを収穫して、
・今年とか去年の切り株をきれいに除去。
-切り株が残っているんですよ。
・そこに肥料を散布
-この肥料は鶏糞を加工した肥料
・んで、病気を蔓延させないための薬を散布して終了。
これで2年目のアスパラガス君がお休みする状態は整いました。
来年の収穫に向けて英気を養ってもらいたいですね。
けっこう疲れたぁ~(´Д`;)
んで鶏糞ですが、15kgで128円だそうです!
コンビニに売っている菓子パンと同じくらいです!
これが安いか高いかはわからないですけど、こんな相場なんですね。
ちょっと、いや、かなりびつくり。
~ここからが農薬に関する内容~
・んで、病気を蔓延させないための薬を散布して終了。
→これ、早い話が「農薬散布」
農薬にもたくさんあって、害虫駆除や除草などなどあるんだけど、
今回の農薬は病気予防です。
ちなみに収穫しているアスパラガスには散布してません♪
『農薬』って単語はほんとダーティーな印象があると思っています。
こっちの農家の人ですら「農薬散布」といわず「消毒」と言ってるし。
「農薬」という単語だけを見て、もしくは聞いて、極端に嫌う人や、
「有機」という単語に条件反射的に安心する人には、かなりの疑問を感じますが、
そんな私も、農薬がなくてもやっていけるんであれば、その方がいいとは思っとります。
しかし、兼業農家に 「農薬使わずに何とかするぞ!」みたいな
時間的余裕がないってのは、悲しすぎるほどの事実。
出荷している物と同じ条件で作ったアスパラガスを
自分の家でも、もりもり食べているということが
消費者の皆さんに対するせめてもの言い訳であり、
それをもって、安心というか『納得』してもらうしかないかなと。
そして、本来は農薬を使わずに生産ができればいいんだけど」と思いながら
想定している労力で、狙い通りの収穫を得るために、
やむを得ず農薬を散布しているという実態が「
消毒」という単語に如実にでているなぁと。
「農薬」というバイアスがかかった言葉の呪いに取り憑かれている
兼業農家の実態を見た気がしました。
バイオマス・ニッポン~「イネイネ・日本」プロジェクト~
穀物エネルギーが注目されているのはご存知の通りですが、
国ごとにエネルギーとして考えている穀物は違うんです。
すごく簡単に言うと
アメリカ:とうもろこし
ブラジル:さとうきび
です。
んで、日本はどうするかというと
アメリカからとうもろこしを、ブラジルからさとうきびを輸入するってのが、
まぁ今までの考えなのですが、、、
忘れていませんか、日本でほぼ100%の自給率を誇っている穀物を。
そうです、日本は「稲」なんですっ!
今、イネをエタノール化して使っていこうという動きが始まっています。
名付けて、イネイネ日本プロジェクト!
http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070523press_5.html
イネイネ日本プロジェクトの立ち上げイベントが昨日東京大学で行われました。
イベントは昨日だったんですが、この構想は、もう何年も前からあったそうです。
ただ、以前は
「食べられるコメを燃料にするなんてあり得ない!!」
という風潮があり、なかなか大きな声では言えなかったらしいです。
研究費もなかなかおりてこないしで、苦労していたみたいですね。
ただ、最近は世の中の風潮が変わってきたので、このようなイベントもできるようになったとか。
このイベントの中身ですが、概念の共有から、
企業としてはどう捉えているか、
社会システムとしてどうするかなど、
大学、農林水産省、地方自治体、企業など
様々なセッションがありました。
・「カーボンニュートラル」という概念
生物由来のエネルギーなので、CO2の量は変わらない
・バイオマス
-家畜の糞尿、間伐材などの木材、食品廃棄物
・食料用のイネと燃料用のイネは特性が違う
-食料用は味、耐病性
-燃料用は収穫量
・コメ部分はエタノールにし易いが、イネの部分はエタノールにしにくい
-セルロースの分解をいかに効率を上げるかがポイント
・バイオマスタウン
-エネルギーの地産地消を目指す。
その町で活用するエネルギーは、その町由来のエネルギーであるべき。
・バイオエネルギーを活用する社会にするため
税金や法律をしっかり整備していくべき!
個人的には、奥州市のエネルギーの自給(地産地消)の取り組みが一番興味を持ちました。
バイオマスエネルギーの主役は、地方自治体だと思います。
住民の協力が必ず必要なので、住民との距離が一番近い地方自治体になると思います。
自治体を一つの系としてエネルギーが循環する。
そんな自治体が日本中のいたるところにできる。
クールだと思いませんか?
エネルギーを自給するってことが「かっこいい!」「クール!」だと思うところがスタートで、
技術が追いつき、市場経済にのり、税金、法律の制度ができる。
日本中に広がって欲しいですね。
食料の輸入が止まったらどうなるの!?
海外からの食料輸入がいきなりピタッと止まったらどうなるんでしょうか?
考えたことありますか?
カロリーベースで自給率は40%ですので日本人は生きていけると思いますか(゜д゜;)
がんばれば、なんとか生きていけるみたいです(;^ω^A
もちろん、今みたいな食生活はできないですが。。。
例えばこんなメニューになります。
朝: ごはん、粉吹きいも、ぬか漬け
昼: 焼き芋2本、ふかし芋1つ、りんご1/4
夕: ごはん、焼き芋1本、焼き魚1切
ん~質素ですねぇ~・・・そんで、
うどん、味噌汁は2日に1杯
納豆は3日に2パック
牛乳は6日に1本
卵は7日に1つ
肉は9日に1食
しか食べられなくなります(`・ω・´)
どうっすか。。。このありさま。。。
牛や鶏などの餌も海外から輸入してるんで、牛乳、肉が食えないんですね。
大豆や小麦を輸出に頼っているんで、うどん、味噌汁納豆が食べられなくなります。
何よりも味噌汁が飲めなくなるってきつくないですか?
大豆つくろうぜぇ~!!
ちなみに、これは農林水産省の試算です。
やはり政府。有事のときにどうなるかってのもちゃんと考えているんですね。
ありがたいことですね♪
官公庁はニュースで叩かれていますが、
こうやって国民のために仕事をしているところもクローズアップして欲しいものです。
この試算を見る上で何点か注意が必要。
27年度に食料自給率が45%を達成した場合での試算です。
達成できていないとしたら、これよりも質素な生活になりますし、
明日輸入が止まったら、劇的に辛い状況になるかもしれません。
また、耕作放棄地が想定以上に増えていれば、正直な話、
日本人が食べていけるかはわからないっす。
更に、現在の農作業はトラクターや車だとたが前提になっているが、
食料がストップしているにもかかわらず、石油が輸入できるのか?
という話もあります。この試算は石油は大量にあるという前提です。
外交政策として食料をストップするなんてことは
現実的には考えにくいのかもしれないですけど、
だからといって今のままでいいとも思えないです。
とにかく味噌汁は何があっても、飲めるようにしておきたいなぁ・・・
