昨日の台風で、壊滅的なダメージを受けた庭のジャガイモエリア。

どうしたものかと裏の畑のオジサンに相談すると、「もう収穫時だから抜いちゃいな」と言う。
子どもたちと一緒に、急遽イモ掘り大会開催となった。

畑のオジサンに手ほどきを受け、人生初のジャガイモ掘りに取り組む。

根っこの辺りをスコップで掘り返してみると、出るは出るは、ゴロゴロと北アカリが実っていた。
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小さいものは3~4センチ、大きいものは10センチ以上のサイズで、全部で100個は獲れただろうか。
すごい繁殖力…。植えたタネ芋はせいぜい10個くらいだったのに。

イモ本体は細い糸のような繊維で栄養されていて、地上の茎を引っ張ると簡単にちぎれてしまう。
そのため案外取りこぼしが多く、茎や葉をキレイにはらったあとからも、地中を丁寧に探るとまだまだ埋まっていたりした。
「イモづる式」という言葉があるが、あれはジャガイモには当てはまらないと実感。
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夕食、さっそく嫁に塩バターにして食べさせてもらった。
ゲキ美味だった。


約4ヶ月でこれだけたくさん美味しい収穫に恵まれるなら、来期もぜひジャガイモをやりたい。
特別な肥料や手入れもいらないし、水さえやればけっこう勝手に育つ。

ただ来期に向けて覚えておくべきは、盛り土をする必要があるということ。
スコップで掘って少し低い位置に植え、除けた土はその横に積んでおく。根元にジャガイモの姿が見えたら、陽が当たらないように、その積んだ土をかぶせてやる。
今年はこの知識がなかったので、モロ平地に植えてしまい、仕方なく土を買ってきて盛り足した。

また、意外と虫がつきやすい。
邪悪な紋様を背にしょったテントウ虫がよく葉についてるな、と思っていたら、どうやらこいつは「テントウムシダマシ」という害虫。幼虫の頃からバクバクと葉を食べてしまうらしい。
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テントウ虫だと思って見逃してやっていたのにダマシだったとは…。
いくつかの苗はこいつにスッカリやられてしまった。

要注意だ。

収穫時は、梅雨の晴れ間がベストらしい。