同じ職場で働いていたタバちゃん
が、5月から本院に異動になる。
今日はその送別会。
幹事を勤めた。
タバちゃんとは学生時代、同じ教室で勉強した。歳は10近く離れているが同級生、卒論ではコンビを組んで作成に取り組んだ仲だ。
しかしまさか、卒後も同じ職場で仕事をすることになるとは思っていなかったなぁ。縁あって一緒に働けて本当によかった。
異動
に伴い、タバちゃんが今までこなしてくれていた業務をボクが担うことになった。
今月初旬から引き継いでいるが、痛感するのは、いかに自分がタバちゃんの思いやりや優しさ、気遣いや苦労に支えられていたか、ということだ。
今までそれが当然かのように思っていた自分を恥じ、タバちゃんの存在の大きさとそれに依存ばかりしていた自分の愚かさに気が付いた。
一緒に働ける日々も残りわずか、そんな思いをしみじみ味わう毎日である。
本院でもタバちゃんの実力や人柄が正当に評価され、思う存分活躍されることを心から願う。
「失ったページはどれくらい?
また夜がやって来て
残された余白はどれくらい?
また朝は訪れる。
ボクが生きる今日は もっと生きたかった誰かの
明日かも知れないから。
(かりゆし58)」