sakura


家に猫の額ほどの庭があって、嫁はせっせと花やハーブを植えたりしている。

ボクはたまに水をやる程度だが、庭に咲く草花を見る習慣を持つようになったせいか、街を歩いていても以前より植物に目が行く。


東中野の線路わきに咲く菜の花のにぎやかな黄色。


桜の花びらが舞う幻想的な淡いピンク。


椿の花びらがたたえる、深々とした白さ。


大古の昔から世を彩り、見る者の心に何かを訴えてきたのだろう 。