「うたばん」にレイザーラモンHGが出ていた.おもしろかった.石橋・中居らとのフリートークで、お笑い地肩の強さを発揮していたと思う.
以前、学生時代のクラスのホームページ(http://www7.plala.or.jp/imaichido-sigg/ )で、「次の一歩を間違えなければ、HGはお笑い界で生き残れるだろう。」との予見を書いたのだが、今日でその予見は確信に変わった.
波田陽区が売れたのは、波田陽区がおもしろいからではない.ただ「言うじゃな~い」という芸がウケただけだ.「なんでだろ~」のテツandトモも同様.あの2人に笑いのセンスなど微塵もない.
どちらも初めて口にした瞬間から賞味期限の残り少なさを感じさせた粗悪品だ.
に、くらべれば、HGの「フォー」「セイセイ」「バッチコイ」などはまだ質の良いギャグだとは思う.しかしいくら良質であっても、それだけでは生き残れるはずもない.
ボクがHGに将来性を見たのは、そのフリートーク能力の高さだ.フリートークにもおおまかな台本はあるのだろうけど、その瞬間の「間」や「タイミング」にまで作家は入り込めない.作家の後ろ盾を失ったときにこそ、そいつの実力が垣間見れるものだと思う.おもしろいのはそいつなのか、それともそいつの芸なのか.フリートークはこの判断ができる格好の舞台だ.
「うたばん」のなかで、「普段は住谷(HGの本名)で売り出せば?そんでウルトラマンみたいにたまにHGに変身する、みたいな。」って石橋に言われていた.そのプラン、マジでいいよ.HGが次に踏み出すべき一歩だよ.