とうとう年末年始の休暇ラストデーになった.矢のように過ぎていったこの6日間.寂寞の思いとはこのことか.
序盤2日間は大掃除や買い物などをしていたらいつの間にか終わっていた.主婦業の大変さが身に沁みた.掃除・洗濯・炊事は本当に大変な労働だ.しかもこちらの都合に関係なく泣き出したりする子供の面倒を見つつとなると、作業は思うように進まない.時間的段取りが立てられないから、「あぁ、もうこんな時間だっ」となる.嫁と母には頭が下がります.
31日・1日で完全に遅寝遅起のリズムが完成した.12時過ぎに寝て、8時か9時に起きる.良くないとは分かりつつも遅寝が身に付くのはとても早い.大学生の頃、この遅寝の習慣がエスカレートし、「笑っていいとも」を見ながら寝るというところまでいってしまった時期がある.社会不適応者方向へまっしぐら.真人間からコースアウトしていく恐怖を味わった.
2日は三鷹から嫁の両親が遊びにきてくれ、相変わらずの孫溺愛っぷりに圧倒されていたら一日が終わっていた.
そして連休フィナーレを飾る今日3日は、全国にその名をとどろかす高級和食料亭「夢庵」にて、地元の親友たちと新年会をやった.5人揃って会うのは久々なのでテンション上がる.布施よっくんはテンション上がりすぎたせいか間違えて「夢庵北本店」に行ってしまった.(ボクの通達不足でしたゴメンナサイ.)千石哲っちゃんは寛大を抱きながらナゾの気を送っていた.ちょっと心配、哲っちゃんが.矢部っち夫妻は双子のひなた・ひよりを連れてきた.デカくなった.笑って歩いてつかんで叫んで投げて泣いて・・・.2人を同時にあやす綾子ちゃんはムツゴロウさんのようだった.矢部っちはみんなに注目してもらいたいから風邪をひいたフリをしてマスク装着で参上.声を嗄らすという演出までしていたが黙殺されていた.矢部ちゃん初スベり.竜自は妊娠4ヶ月の愛妻・真由美ちゃんを同伴.予定日は5月とのこと.今日のメンツの中では最も子煩悩で面倒見がよく、もちろん我が子の誕生を誰よりも待望している竜自は、今日のメンツの中の誰よりも子供に嫌われていた.ひな・ひよ・寛大、竜自が抱いた瞬間軒並み火が付いたように泣いた.竜自はプロ野球選手になれる可能性より、保父さんなれる可能性の方が低い.
あぁ、楽しかった.明日から仕事.今日は早寝します.