今は花粉のピークもすぎ、ましになってきた花粉。二月から三月はスギに悩まされマスクと大きなサングラスはかかせなかった。目もかゆく化粧はとれ、何を泣いているの?という顔になっていた。
よく菜の花畑で一人たたずんでいる写真を見るけどあんなことをしたらたたずむどころではなく泣き叫ぶことに
なるんだろうな。コスモス畑とかかわいくて素敵なんだけど、大変なことになるし怪しい姿で写真を撮りたくありません。
花粉症に悩まされ以前ある病院に行くと飲み薬を渡された。その薬は効果がある分眠気があるので気をつけて下さいと注意を受けたけれど、この症状が治るくらいなら眠気も我慢するぞと意気込んで職場で薬を飲んだのが間違いだった。
飲んでしばらくして体が重くなり、いつもとちょっと違うな。あれ?トイレ行きたいとトイレに入って座った瞬間から記憶がありません。ノックがする。「もしかして寝てる?」と仲のいい同僚の声。しまった、やってしまった。
すぐさまドアを開け「やばい寝てしまっていた、何分寝てたんだろう」と焦る私。「30分だよ、席にいないから
探しにきたよ」と。ありがとう感謝する。このままの勢いだと3時間、いや最後まで寝ていたかもしれない。
席にもどって周りの社員は何も言わなかった。ほっと胸をなでた。あの薬は魔の薬のようなものだし
別の薬をもらうことにした。少しましにはなったけど、寝てしまうよりましだから薬ばかりに頼らずにしなければ。

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