30代での後悔。これだけは30代女性に伝えたいこと。

40歳になって、思うこと。これだけは知っておいてほしい。

40歳になって、思うこと。

昨日の投稿では30代について

振り返ってきましたが、
今日はたくさんの婚活女性にも関わってきたから
お伝えしたいことを書いていこうと思います。

美・健康・心の３つのアプローチで
内側から美しく輝くあなたへ
美と健康のセラピスト

横山美都子です

以前からブログを読んでくださっている方は
ご存じかと思いますが、
私は昨年の11月に卵子凍結しました。

突然ですが、

卵子凍結は、

何歳までできるか知っていますか？

多くの病院が
「40歳の誕生日を迎えるまで」
と定めています。

それは体へのリスクと
卵子凍結した時のメリットを考慮したものです。
結局年齢を重ねれば重ねるほど
卵子も老化していきますし、
残された卵子の数自体が少なくなっていきます。

私は39歳というギリギリのタイミングで
卵子凍結しました。
しかも卵子が増えるように薬で刺激を与えましたが、
結局保存できた数は…たった一つ。

妊娠を考えるなら最低でも10個はほしい…
といわれています。

それでも、やっぱり私にとっては
たった一つでも
かけがえのない命の可能性の一つです。

でも、後悔したのは、

もっと早くやっておけばよかった…

本当にこの一言に尽きます。

30代前半で、
卵子凍結のことは耳にしていました。

でも、
「まだ早いか」

そんな風に思っていたんです。

でも、
やりたいことを見つけて無我夢中に
なっていると、
あっという間に時は流れてしまいました。

38歳の時、
友人が卵子凍結の話をしてくれたんです。

その時にすぐ行動に移せばよかったんですが、
何せ知らないことばかりで
病院を調べて比較検討するのも
正直なところ億劫になってしまい
後回しにしてしまったんですね。

そして、39歳になり…

また同じ友人が私に声をかけてくれました。

その時にはじめて
焦ったんです。

本当気づくのが遅すぎますよね。

友人には本当に感謝しています。

きちんと調べると

すぐできるものではないと知ったからです。

事前に検査も必要ですし、
「生理が来て何日目に来てください」
という指示があります。
すでに生理が来ていれば、
その月はもう受けられないんです。

病院によって治療方針もさまざま。
続けて採卵できるところもあれば、
1ヶ月間隔をあけなくてはいけない方針の病院もあります。

私が複数の病院に通って、
比較検討したのが10月。
実際に採卵できたのは11月でした。

「生理痛も改善して来ているし、
婦人科系の病気もしたことがない。
だから問題なく採卵できるだろう…」

私の考えは、とても浅はかでした。

残りの卵子数がわかるAMH値は、
年齢の平均以下。

医師に
「1年以内の閉経の可能性もゼロではない」
と言われました。

私にとっては、
出産余命の宣告をされたようで
頭が真っ白。
生きた心地がしませんでした。

そして、
自分がどれだけ子供を望んでいたか
気づかされました。

だから、もし将来、
”自分が将来子供を産む”
という可能性を残して起きたいと思うなら、
選択肢の一つとして
”卵子凍結”を真剣に考えてほしいんです。

卵子は生まれた時に個数は決まっています。
増やすことはできません。
そして、生まれた瞬間から老化していきます。

保管料との兼ね合いにもなりますが、
20代後半くらいから卵子凍結しても
いいのかもしれません。

早く卵子凍結しておけば、
一回に採卵できる卵子の数が増えますし、
複数回採卵するより断然体への負担が楽になります。
不規則なタイミングの通院になるので、
会社を休んだりといった精神的な負担も、
そして経済的にも負担が軽くなります。
（一回の採卵で30〜40万くらいかかります。
もちろん病院やその方の状態によって変わります。）

今は、結婚してからも、
共働きの夫婦が圧倒的に多いと思います。

20代後半、だんだん責任のある仕事も任されたり
仕事へのやりがいを大きくなってきた頃に
妊娠出産すると、復帰するまでに自分のポジションは
なくなっている…。

私は20代後半の頃、転職活動していました。
当時は結婚もしていたので、
妊娠出産について聞かれるのがすごく嫌でした。
（今はそういう質問はタブーとされていると思いますが）

（授かりものだと思うけれど…こういっておかないとだめかな）
「入社後は、しばらく仕事に専念したいと思っています。」
そんな心とは裏腹な回答をするのが苦痛でした。

でも、卵子凍結をしておけば
自然な形の妊娠ではなくなってしまうけれど
”自分が本当に望むタイミングで妊娠する可能性を
残すことができる！”

若いからといってAMH値が高いとは限らないし、
まずは自分のAMH値の数値を測ってもらうだけでも
将来を考えるいいきっかけになると思います。

女性は本当考えることがたくさん！
体への負担も大きいです。

でも、私たち女性は、
それを望んで生まれてきていると思うから。
女性は本当強いですよね

ただ、

卵子凍結は本当に通院のタイミングが
卵子の状態によるので読めないんですよね。
一部の会社では、卵子凍結の助成金が出るなど
理解あるところも出てきているようですけれど、
まだごくごく一部だと思います。

卵子凍結という選択肢があること
命を繋ぐために
女性だけの問題でない
男性の理解も
会社の理解も
社会全体に理解の輪が広まっていってほしいなと
心から思います。