自分の勝ちパターンをつくる(後半編) | 国際秘書 人材育成コンサルタント 能町光香 オフィシャルブログ

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18万人以上の方々に読まれている『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』著者が綴るメッセージ


では、こちら記事の続きです♪

自分の勝ちパターンを知った人が、次にするべきなのは、自分の勝ちパターンを実践できる環境をつくることです。「勝ちパターン」とは、自分の仕事で最高のパフォーマンスが発揮できるような習慣。

では、いったい、自分の勝ちパターンを、自分の仕事で、そして職場でつくっていくためにはどうしたらいいのでしょうか。

今回は、職場での自分の勝ちパターンのつくり方に焦点を絞っていきたいと思います。

能町の著書でも書かれていますが、たいていの人は、この環境つくりをすることを念頭に置かずに、「自分は、こういうスタイルで働きたいんですけど!」といった主張を通そうとしがちです。そうしてしまうと上司や同僚たちの反感を買ってしまうものです。だからこそ、そういった主張を聞いてもらえるような信頼関係をつくることが大事になってきます。

これは、どんな立場の方であっても、たとえそれが経営者であっても、自分の思い通りのやり方で仕事をすすめることは、主張をしていてばかりで、人として職業人として信頼をされなければは、自分なりの勝ちパターンを実現した仕事をすることはできません。

たとえば、入社したての人は、入社6ヶ月間が信頼関係をつくる勝負です。特に、最初の3ヶ月間は、その信頼関係をつくるチャンスに恵まれた期間ともいえるでしょう。それは、周りが「一体、どんな人なんだろう?」といった好奇心から興味を抱いているからです。服装や態度、挨拶の仕方、人にたいしてどう話しかけているのかなど・・・それが直接的でなくても、そういった関心をもっているのが同じ職場で働く人たちの心情というものでしょう。いずれ、自分の仕事と関係してくる人材なのでは・・・と思うと、興味をもたずにはいられませんよね?

こういったときには、著書でも書かれていますが、まずは、あなた自身から出向いて挨拶をしていく、声をかけていくということが大切です。特に、最初の1ヶ月は、多くの人に”静かに”注目をされている期間なので、あなたからそういったアクションを取るといいでしょう。

メールのやり取り一つをとってみても、最初は名前と顔が実際に一致しないので、自分から出向いて挨拶をしてみるとか・・・です。そうすると確実にあなたを覚えてくれます。このように対面コミュニケーションを大切にしてみましょう。

また会社それぞれの特有のルールだってあるはず。そういったことは最初の6ヶ月はリスペクトをして守り、その後徐々に自分流にカスタマイズしていくことが、会社にとって信頼をされる人になるためには大切なことです。

こういった信頼のつくり方は、マニュアルがあるわけではありません。ただ、どんな人でも共通することとして大事なことは、自分のビジョンや価値観と照らし合わせたうえで「この人たちと一緒に働きたい!」と自分が思える会社にいるのか、そういった部下や同僚をもっているのかが大事だということです。

今後、育児休暇後や長期療養・休暇後の人の「勝ちパターン」のつくり方などそれぞれについても、どこかでご紹介していこうと思っています。これらのパターンつくりは、本当にいろいろありますのでお楽しみに♪

(参照:この人と一緒に働きたいと思わせる仕事術