この業界に入って10年くらいになるけど。昔は「金さえ持ってれば安心」って感じだったけど、今は全然違う。特に感じてるのが、「工業需要」と「投資需要」のバランスが大きく変わってきたってこと。

例えばパラジウムやロジウムみたいなレアメタル。数年前は排ガス規制で需要が爆上げして、価格も天井知らずだったじゃん?でも最近はEV化が進んで「この先、本当に需要は続くのか?」って不安になるよ。自動車メーカーだって、できるだけ使わない技術の開発を急いでるし。一方で、水素社会が来ればプラチナの需要が復活するかもしれない。この先がまったく読めなくて、めっちゃジレンマだ。

あと、「SDGs」の波は本当にデカい。特に若い世代は「環境に優しいかどうか」をすごく気にする。だから、鉱山で新しく掘り出すよりも、「都市鉱山」からリサイクルした金属の方が価値が高くなる時代が来るんじゃないか?うちの会社も、電子基板の回収にもっと力を入れようか迷ってるんだけど、コストがかかりすぎるのがネックだなぁ。

デジタル化の話も外せない。仮想通貨やNFTに資金が流れて、「次の世代は本当にリアルな金を買うのか?」って疑問はある。でも逆に、ブロックチェーン技術を使って「この金はどこで採掘されて、どう流通したか」全部トレースできるようにすれば、付加価値がめちゃくちゃ上がると思うんだけど…どうかな?

最後に、中国の存在感がハンパない。需要もそうだけど、精製技術でもどんどん先行されてる。日本のメーカーはこのままで大丈夫なのか?ってすごく心配になる。国際情勢でサプライチェーンが簡単に寸断されるリスクもあるし。

まとめると、これからの貴金属業界で生き残るには…

  • 過去の常識にしがみついてたら終わり。

  • 「環境」と「トレーサビリティ」がキーワード。

  • 技術革新に敏感でないと、あっという間に置いていかれる。

自分としても、ただ金属を売り買いするんじゃなくて、どうやったら「価値」をきちんと伝えられるか、毎日試行錯誤してる感じだね。みんなはこの業界の未来、どう思う?

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