前回【夫の小部屋④】の続きDAZE!
およそ遠しと
されしもの
高価で優美
見慣れた建築物とは
まるで違うと
おぼしきモノ達
それら異形の一群を
庶民は古くから
畏れを含み いつしか
総じて「蟲」と呼んだ
・・・なんだ、この建物は?
これは、「家」なのか?
長女「これかわいいなぁ・・・」
お姉さん「そう?じゃあ、あげるね!」
・・・娘が、施しを受けている。
そんなにモノ欲しそうに見えるかね。
まあ、特に目的もない旅だ。
ひとつ余暇として、覗いてみることにするかね。
・・・なんだ、これは。
異様に広い吹き抜け、謎の果物。
これが人の住むところだって?
いいや、違うな。蟲だ。
言い伝えで聞いたことがある。
これは、金喰蟲だ。
・・・クソッ
なんで気づかなかった。
早いところ逃げないと。
みんなはどうした?
娘たち「今ね、お姫様ごっこしてるの
」

ヌシの手下(営業のお兄さん)と、戯れている、だと?
息子は・・・表でさっきのお姉さんの後を追っている。
嫁は・・・ここのヌシと話し込んでいる。
まずいな、完全に囲まれてしまった。
仕方ない、ヌシと話をつけるしかないか。
ヌシ「ご主人が新しいお家に望まれることは、どんなことですか?」
ない夫「まあ、嫁さんを納得させてくれれば、それで。」
ヌシ「・・・施主さんには2種類いますよね。ひとつは、家に非常に関心をお持ちの方。もうひとつは、関心がなくって、いつのまにか建ってないかな、くらいに考える方。恐縮ですが、私にはご主人は後者の方に見えます。」
ほぉーん
ない夫「その通りです!もう朝起きたら家が建っているくらいが理想です!」
ヌシ「お任せください。必ずご納得いただけるプランを用意いたします。」








ないおは まほうを おぼえた!
「営業S(ヌシ)さんに聞いてみな
」

「設計Mさんに聞いてみな
」

「Iさん(ICさん)に聞いてみな
」

すべてこれで解決DAZE!
金は喰われてるけどNA!
というわけで、住宅展示場で圧倒的なチームワークと洞察力を見せた三井に決めたワイ。
その時はなーんにも三井ホームの特徴とか知らなかったけどNA!
おかげで除霊も成功し、現在はとても平穏DAZE!
さて、住宅展示場の意義その2ですが、
比較的気軽な営業とのマッチングということになるでしょう。
SUUM〇(伏字)等で紹介してもらうのも手ですが、紹介された手前、すべての営業とまともに取り合わなければいけないのは面倒だと思いませんか?
展示場では、それこそ一目見て気に入らなければアンケートを書かなければ済みます。
逆に営業も、その客が面倒ならば前回のヘー●ルのようにFade outすることができます。
お見合いと、自由恋愛の違いみたいなものだと思います。
まあ、我が家のようなケースは稀かもしれませんが、意外に良い出会いが、落ちているかもしれませんよ?


平穏な暮らしに一筋の影
●●区の役人め!祝ってやる











息子(小4)が書いた蟲
どうしてこういう発想が出てくるのか。
父親のせいだな、ゴメンな。




恐怖のモデルハウス。