その昔は、弁当箱いっぱいに敷き詰めた白飯の真ん中に梅干し一個の

 「日の丸弁当」と言うのがあったという。

 梅干しを見ながら唾を出して、その唾で白飯をかき込むのだ。
 
 ご飯と、おかずのバランスが超悪い弁当と言える。

 今では、飲食店のカレー、牛丼、カツ丼などはご飯とおかずがバランス良く配置されている。

 ただ、一つ問題があるのが、ウナ丼。
  
 並を注文すると、ご飯の上に乗っているウナギと、ご飯をバランス良く食べるのが困難だ。

 ウナギ一切れに対するご飯の量が多すぎて、

 ウナギ一切れ対茶碗いっぱいのご飯という感覚だ。

 特上を頼むと、ご飯の下の真ん中あたりに、もうワンセットのウナギがいらっしゃるので

 そう言う心配はない。

 ただ、特上を頼むには勇気と決断力が求められる。

 しかし、考えてみると、スナックのお姉ちゃんに「ボトル入れていい?」と言われて

 「なんぼでも入れなさい」などと言うやりとりを考えたら、その違いって何なのだろう。