珍野唖苦美、今日は眠りたい

珍野唖苦美、今日は眠りたい

ちんのあくびと読みます。吾輩は猫であるの珍野苦沙弥からきています。
自己嫌悪という名のナルシシズム。それをひとつずつ整理して少しでも頭を良い方向に使っていきたい

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体調によっては考えごとをしても前向きになれないことがある。それを意識しよう。

そんなときは思考に蓋をする。意志を持ってして

さえという言葉。使ってみて物事が良い方向に行くことはあまりない気がする。


『単語さえ勉強すれば大丈夫』

単語を勉強することは前提条件のはずなのに、こういう言い方をしてしまうことで、問題が矮小化、単純化されてしまう。『All I need is love』も愛さえあればと訳してしまうと、愛があれば何でも良いということになりかねない。


『学歴さえあれば成功できるのに』

いわゆる言い訳。これは暗に『〇〇さえなければ私は、有能であり価値がある』ということを示している。
努力や練習などを積んでいくべき所を、安易が故に『さえ』を用いる言い訳をしてしまうと、自分の能力は向上しないまま、空虚な全能感のみがどんどん膨らんでいってしまう。
実践に根差すことない、頭の中だけの自分の能力値。残念ながらそれは100パーセント過大評価だ。また仮に学歴があったとしても、それはそれで『金さえあれば』『顔さえ良ければ』のような別の『さえ』を作り出してしまうことだろう。

また、表立って使っていなくても、『さえ』の論理を採用してしまっていることも多々ある。
例えば先ほどの文を、『学歴がないから成功できない』という言い方をしたとしても、それは結局のところ、『学歴さえあれば成功できるのに』と言っているのと同じだ。



今まで山ほど使ってしまっていた『さえ』。今後は使用を控えめにしていこう。
そして、『さえ』へとつながる論理にも絡めとられないようにしていきたい。


【本日の睡眠時間】 2時間+4時間=6時間

アドラーより少し後の学者で、自己心理学を提唱したコフートという人についての本を読んだ。その中で気になった一文

『自己の堅固さを増大するためには、
自己対象を選択する際の自由度が増大することも含め、自己を支持するために自己対象を利用する自己の能力が必要だ』


読んでいる時はなるほど!と思ったけど、文字に起こしてみるとこれだけの文に自己という言葉が誤解もで出てきてやがる。

でも書いてあることはそこまで難しくない。はず

自分自身をより揺るがないものにするためには、周りの人に自分のことを認めてもらうことが必要。それによって、自分はここにいていいんだ、と思うことができる。
だから、自分のことを認めてくれる人の範囲(数)を広めていくこと、そして困った時には周りに頼って自分のことを認めてもらう、つまりは『相手へ依存する力』が大切だ。


というようなことだと思う。たぶん。

この文を読んで真っ先に思い出したのは内田樹氏の言葉だ(どの本かは忘れた)

多くの人は、自立するというのは、生活に必要な様々な能力を身につけ、一人で生きていけるようになることだと考えているがそうではない。
自分は何ができないかを知り、そのできない部分は人に頼る。そうやって、『僕はあなたの助けなしには生きていけない』という人をたくさん作ること。これこそが自立するということだ。


どちらも生きていく上で人に頼ることの大切さが説かれている。

コフートの一文を読んで即座にこの言葉が心に浮かんだのは、内田氏の本を読んで以降、自分の中で『人に頼る』ということがずっと意識されていたからだ。しかし、もっと人に頼っていこうと思ってはいるのだけれども、なかなかそれができていない。

人にうまく頼れないのは何故なんだろうか。
変なプライドや歪んだ自己肯定のためなのか
相手に気を使っているのか

ともかくこれも、『勇気』に根差した問題であるような気がする。ゆくゆくはもう少し考えたい


ちなみに、コフートの心理学では他者からの承認を求めることを良しとしているようだけど、
アドラー心理学では否定している。うーむ

あとは個人的な感覚で、
コフートの共感の心理学は、日本的で
アドラーの心理学は欧米的だと感じた。

他者と自分を切り分けるっていう感覚はいかにも欧米的。それに対して日本人の意識では仏教やらの影響で『私とあなた』とか『私と田んぼ』のような、人と人、人やモノとの境界線があいまいらしい。だからこそ、あなたの問題は私の問題、という風土ができあがったと(これも何の本で読んだか忘れた。養老さんやったかな?)。

もちろんどっちが正しいとかではない。
ただアドラーの心理学を実践するとして、日本と欧米どっちがやりやすいかといったら間違いなく欧米だと思う(だから何やねん

とにかくやれることを一つずつやっていきます



【今日の睡眠時間】 一時間半×2=三時間