(1) インデックス修飾

 

(a) インデックス修飾は,インデックスレジスタを使用した間接設定です。
シーケンスプログラムでインデックス修飾を使用すると,使用するデバイスは,(直接
指定しているデバイス番号)+(インデックスレジスタの内容)になります。
たとえばD2Z2 を指定しているとき,Z2 の内容が3 の場合は,D(2 + 3)=D5 が対象になります。

 

(b) インデックスレジスタは,Z0 ~ Z15 の16 あります。
各インデックスレジスタには, 32768 ~ 32767 の設定ができます。
インデックス修飾は次のようになります。

 

 

 

<< 例 >>

 

インデックス修飾をした場合と実際の処理デバイスは次のようになります。
(Z0= 20,Z1=-5 のとき)

 

 

 

(2) インデックス修飾可能デバイス
インデックス修飾は,下記に示す制約を除き接点,コイル,基本命令,応用命令で使用す
るデバイスに使用できます。
(a) インデックス修飾が不可のデバイス

 


* 1: SFC 移行デバイス,SFC ブロックデバイスは,SFC 用のデバイスです。
使用方法については,下記マニュアルを参照してください。
QCPU(Q モード)/QnACPU プログラミングマニュアル(SFC 編)

 

(b) 使用インデックスレジスタに制約のあるデバイス

 


備 考
タイマ,カウンタの現在値には,インデックスレジスタ番号の使用制限はありません。