今ではタッチパネルで直接Dレジスタに数値を設定できますが

 

コストの面でタッチパネルがつけられないとかで外部から数値を取り込む時に使います。

 

 

 

 

タイマ,カウンタはK(10進定数)による直接指定のほか,

 

D(データレジスタ)による間接指定ができます。

 

つぎのようにプログラミングすると外部ディジタルスイッチにより,設定値が変えられます。

 

 

(1) タイマ設定値の外部設定と現在値表示


○ディジタルスイッチ(X20~2F)にタイマの設定値を設定してからX0のスイッチをONしてください。


○X4のスイッチをONすると,ディジタルスイッチで設定した時間だけ遅れてY70がONします。

(たとえば1234 と設定すると123.4秒遅れてY70がONします)


○またディジタル表示器(Y40~4F)にはタイマT10の現在値が表示されます。


(2) カウンタ設定値の外部設定と現在値表示


○ディジタルスイッチ(X30~3F)にカウンタの設定値を設定してからX1のスイッチをONしてください。


○X5のスイッチによりOFF→ONを繰返すと,

 

ディジタルスイッチで設定した数と同じ回数ONしたとき(カウントアップしたとき)Y71がONします。


○またディジタル表示器(Y50~5F)にはカウンタC10の現在値(X5がONした回数)が表示されます。


○X6のスイッチをONすると,カウンタC10はクリアされ現在値は0になります。

 

すでにカウントアップし,接点C10がONしているときは接点も解除されます。