うつ病体験談①
当時、私はインストラクターをしていた。
入社時の勤務時間は9時間。
体力的にしんどい時もあったが、問題なく続けることができた。
2年が経った頃、社員の退社が続くようになった。
原因は、上司のパワハラ・モラハラである。
気に入らない社員を無視したり、不公平な仕事量を割り振ったりしていたのだ。
社員が減った影響で、私の勤務時間は9時間から12時間に増えた。
週6日 12時間勤務。
◼️初期症状
社内の雰囲気は良くない。体力的、精神的に追い込まれていた影響か、腹痛や下痢、倦怠感がとれない状態に悩まされるようになった。休まず続けていると、次に頭痛や吐き気の症状も出てきた。
睡眠時間は3時間ほど。
なかなか寝付けず、中途覚醒もする。
不安定な状態が続き、負の感情が頭の中でグルグルと渦巻いていた。
そして、初期症状から1ヶ月。
仕事を休むようになっていったのだ。
◼️上司は激おこ、私は激萎え。
欠勤すると、上司からすぐに連絡が入った。
そんなんじゃダメだろ。
誰が代わりをするんだ。
責任感を持て。
すみません...。
迷惑を掛けている、自分はだめだ、と自責の念に苛まれた。
休日は唯一自分を責めずに休める日。しかし、業務連絡がスマホに届く。上司から個人的な連絡が入ることもあった。
返信すべきか悩み、どう返ってくるのかも気になる。休んだ気にはなれなかった。
◼️原因不明の体調不良
原因不明の体調不良が続き、大きめの病院を受診することにした。
胃カメラ、血液検査、MRI検査など。
どこかに原因があると思っていたが見当たらない。
しばらく出勤できていたが、ある日急に吐き気を催し嘔吐した。周りが白黒に見え、視界が狭まる感覚だ。
目の前が揺れて胸の鼓動が聞こえてくる。
しばらくボーっとしていたと思う。
「おい、◯◯」
上司の呼びかけに答えようとした瞬間、息が苦しくなった。呼吸ができない。苦しい。涙が溢れてくる...。
続きは、また。
