母の引っ越しで、実家に置きっぱなしになっていた私のものをあれこれ持ってきました。
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結婚して実家を出るときには、ほとんど片付けをしなかった私。
私の部屋はほぼそのままの状態で、
洋服と雑貨、お気に入りの本くらいしか持って行きませんでした。
たまに実家に帰ったときに 『片付けなさい』 と言われても、
「 部屋が余ってるんだからいいじゃん♪こっちはアパートで狭いんだし 」
って、何もしなかった記憶。
自分の家に持ってくると荷物が増えちゃうし、って、
実家は物置きじゃないのにね
新居を建てて引っ越したときは、ちょうど父の闘病やら入院と重なっていて。
しかも引っ越してから2ヶ月ほどで父が亡くなったので、
色々とバタバタするやら悲しいやらで、
とても実家の荷物を片付けられる状態ではなくて。
そんな感じだったので、なんとなくズルズルと実家の片付けをしないまま、
今まできてしまいました。
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いつか、実家を片付けるときが来るって漠然と思ってはいたけど、
まだまだ先のような気がしていました。
たまにしか帰れなくても、実家はずっとそこにあって、
いつでも帰れる場所だって思っていたから。
とはいえ、母もこちらに引っ越してきたことだし、
実家の管理も出来なくなってしまうので、近い将来 手放さなきゃいけない。
自分の育った家がなくなってしまうというのは、やはり寂しいものですね。
時の流れは止められないんだなぁと、
そして永遠に変わらないものなんてないんだなぁと、
なんとも言えない気持ちになります。
まぁ、実際に片付けをしているときはそんな感傷に浸ってる暇はないんですけど(笑)
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― 今回の片付けで実家から持ってきたもの ―
* 雛人形
* 学生時代の文集、アルバム類
* 独身時代の想い出のアレコレ
ずっと封印状態だった引き出しを開けてみたところ、
大学時代のテキストや卒論が出てきました。
絶対に使わないであろうテキストは処分したけど、
卒論は何となく捨てられなくて自宅に持ってきました。
でも、恥ずかしくてとても読み返せないです(笑)
また封印しちゃうかな。
想い出の数々も、追い追い整理して、
段ボール箱ひとつくらいにまとめたいと思います。
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実家の片付けの大変さを思うと、
我が家も今のうちからモノを減らしておきたいとつくづく感じます。
本当に必要なものと、本当にお気に入りのもの、大切なもの。
そんなものたちに囲まれて、スッキリと快適に、気持ちよく暮らせるように、
日頃から心がけていきたいです