Innervisions Of Mine -69ページ目

怒れる私。

世の中すさまじい不景気ですね。

僕が身をおいている業界も、昨今の不景気の影響をモロに受けております。



そんないくらあがいてもどうしようもない時、なんかよくわからんが怒りがふつふつと沸いてくるのである。

さて。そんな時はどうするか?



変に耐えてはいけません。とりあえずこの負のパワーを全解放してみます。



例1.ひたすらジタバタしてドツボにはまってみる。

例2.運転中、あえて知らない道に進入し、結果道に迷う。

例3.目まいがするまで、筋トレ。その後乳酸が身体に極限まで溜まった状態でジョギング。

例4.一人でエレベーターへ乗り、下降。その間わめく。(誰にも聞こえないんだよね、これが)

例5.究極的に後ろ向きの曲をイヤホンでフルボリューム鑑賞。




‥こんなとこでしょうか。

このように行き着くことまでやってみると、その後落ち着いて物事が進められるようになります。

某芸人が言っていた「味の向こう側」みたいなもんですかね。



一番お手軽なのが、例5。

オススメは「レディオヘッド」。

歌詞は暗い、後ろ向き。(別に否定してるわけではない)

破壊的なトリプルギター。

CD音源よりも、ライブの方が好きです。



PLANET TELEX。



マイルス・デイヴィス。

ブログに動画を貼り付けるのって意外と面倒だとは知らなかった。


クリック3回くらいでパパッとできるものだと思っていたら大間違い。



やり方が良くわからずアメーバヴィジョンを経由してやってみたり。(動画登録するのが異常に面倒)


しかし、他のブログを見ると直接you tubeにリンクしてるしな‥(なんかやり方間違ってる?)



とかああだこうだしながら、何とかできたと思ったら、寝る時間をとっくにオーバーしていた。(翌日は仕事である)


おかげで翌日は(正確に言うと就寝時は日付が変わっていたので当日)眠くて仕方がなかった。



すっかり外も寒くなってきて、もう2008年も終わりに近づいてきている事を実感する。


今年は自分にとって実りある年だったのだろうか?


よくよく思い返して見ると楽しいこともあったし、目標としていたこともとりあえずこなした。(結果がわかるのは来年だが)


しかし、10月後半から立て続けに良くないことが起こったせいもあってあんまり芳しくなかった印象が強い。


終わり良ければ全て良し、終わり悪ければ全て悪し、といったところか。




さて、せっかく動画を貼り付けることを覚えたのでふたたびYOU TUBE動画。


僕が初めてに買ったJAZZアルバム、マイルス・デイヴィスの「KIND OF BLUE」の1曲目、「SO WHAT」。



これは、JAZZを聴く人ならば誰もが知っている、傑作中の傑作、定番中の定番。


このアルバムに寄せられたビル・エヴァンスによるレヴューには、日本の水墨画を引き合いに出してこのアルバムについて述べられているが、


確かに簡潔で音数が少ない曲からは、水墨画の余白の部分のような「間」があって


それが一音一音を際立てて、気品のようなものをかもし出している。


3曲目の「BLUE IN GREEN」なんて「幽玄」という言葉すら浮かんでくるもんな。



特にマイルス・デイヴィスのトランペットの音。


何であんなにかっこいいんだろ。


これまで、ロック、ソウルしか聞いてこなかった耳には新鮮だったのである。








再始動。

夏のNY旅行ブログからずっとほったらかしにしていた。

しばらくたったら、なんだか怪しげなメールが続々と‥(なんか艶かしいあやしいヤツ)

毎回削除するのも面倒なのでブログを引き上げ冬眠状態に。

アレをクリックすると怪しいサイトにつながって一ヵ月後に10万円とか請求されるんだろうか?(笑)

ブログ初心者なのでわかりません。


‥話がそれましたが、このままだとFADE OUTしそうなので、再開します。

まずは準備運動でyou tube動画の紹介でもしようかな。


あるきっかけで、去年ぐらいからJAZZを聴くようになった。

それまでさして興味もなかったが。

一口にJAZZといってもその中にスイング,ビ・バップ,モードなど様々なジャンルがあるけれど、今のところ僕が聞いているのはモード系のJAZZである。


で、ビル・エヴァンス。

紹介する動画は、NYのビレッジヴァンガードでのライヴを収録した名作中の名作・「ワルツ・フォー・デビー」の中で最高の1曲目、2曲目。

夜、それも寝る前に聴くとほんと良くて、一時期は毎晩聴いていた。


この動画は1965年のBBC(イギリス国営放送)でのライブだと思う。

エヴァンスの繊細なピアノタッチがすばらしい。


ちなみにモード系を含むいわゆるモダンジャズの演奏はまずテーマがあってそこから即興(アドリブ)へと展開→テーマへ戻るというのが基本的な型である。


体を折り曲げ、目を閉じてアドリブへ没入していくエヴァンス。

アドリブでよくここまで弾けるものだ。目つぶっているから鍵盤見てないし。

すごいね、JAZZミュージシャンていうのは。


JAZZ聴いたことのない人はぜひ聴いてみてね。


1曲目「My Foolish Heart」

→個人的にはアルバムよりもこっちのバージョンの方がいいと思う。


2曲目「Waltz For Debby」

→中盤でのチャック・イスラエルのベースソロもカッコイイ。