つつじヶ丘で、助さんと最終リハ。
久しぶりに、アルルカン洋菓子店ライブ用のクッキーを百個焼いた。
これが、最後のクッキー作り。
以前、二日酔いでリハをし、その後、クッキーを事務所で作っていたら、あまりの甘い匂いに気分が悪くなった思い出がある。
100個分のクッキーの甘さ。
これは、なかなかあなどれない。
その時初めて感じだ、クッキー1個だけの優しさ。
好きなものでも、多すぎると逆に作用することがある。
「腹八分」とは、よくぞ言ったもんだ。
クッキーには、そんな思い出がある。
その後、「くしのはな」で飲み。
2人とも酔って、ボクは最近興味がある、「時間軸を通り越した作品」の話をした。
例えば、ガウディのサクラダファミリアみたいな、自分の一生では到底完成できないと分かっていながら創る作品のこと。
たいてい、この話をすると、相手は理解不能になるか、「まあまあデカくきたね~」と話をさっさと終わらせて次の話題に移りたくなる。
しかし、助さんは普通に聞いて、それに対して参考意見なども言ってくれた。
ドリアン助川、やはり懐のでかい男ですよ。