前回の続きで、8年前に肺がんの手術で入院中に書いた日記から。
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絶食。 2018/3/12
手術前って、お腹が減るのですね。
前夜から、食べることも飲むことも全面禁止となりました。
まあ、最近お腹が出てきたところなのでちょうどいいかな。
せっかくだから、この機にギュッと引き締まったカラダを手に入れよう😉
ひたすら、感謝。 2018/3/20
頭のなかで、3...2...までカウントダウンしたところで眠りに落ちた。続けて1を数えるはずの1秒後にすうっと消えゆくように時間が止まり、次に気付いたときには8時間後になっていた、ていう感じ。
朝8時半から手術が始まり、全身麻酔から醒めて看護師さんの「終わりましたよー」という声で目を覚ましたのは夕方の4時半くらいだったと思う。最初に見えたのは、白くぼやっと霞んだ手術室の天井、だったかな。概ね、ドラマで観るのと同じような光景である。
それから、ICUで2日、HCUで3日を過ごした。鼻と口には酸素吸入器が装着され、身体のあちこちからいろんな管がにょろにょろ出ていて、寝返りもままならない。というかベッドのなかで横向きにはなれず仰向けでひたすら天井を見つめ続ける、という状態。窮屈で不自由な日々ではあったけれど、術後の経過は良好で、毎日少しずつ体力が回復していくのを実感できた。感謝。
そして、術後6日目の昨日、一般病棟に戻ることができた。再度、感謝。
とても声が出にくい。術後しばらくは声帯がうまく機能しない、と事前に知らされていた通りである。
酸素吸入の影響もあるのか、唇と口の中と喉がカラカラに乾く。そう、喉が「渇く」のではなく「乾く」感じだ。そんなときには、水を口に含んでクチュクチュペッとやる。ゴクンと飲んでしまいたいところなのだけど、それはNG。手術前夜に始まった「禁飲食」が継続中なのだ。水分も栄養も点滴で補給する。
でも文句は言わない。すべては元気になるためなのだ。
ただひたすら、感謝。
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あれから8年。
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