こんにちは。皆さん。
貴方は現在、元気でしょうか。
仮に其の問いに答えても私に出来ることは一切ありませんが、「元気です」という返事が聞きたいです。
また、皆さんには謝らなきゃいけません。私が弱さの余り、力に固執していた事。
君の世界から優しさを剥奪しようとしたこと。価値観を操作しようとしたこと。
私の此れまでは、自分で言うのも恥ずかしいですが悲惨なモノだったように思います。
私は、端的に述べると人間不信です。要するに他人を信じることが出来ませんでした。
その場その場で関係は築くけれど、其の後で先ほどまでの会話の分解を計り他者への理解を試みます。
「あの時言ったこの言葉には、きっとこんな意図があって。つまりは、この人は此れを求めているのでは無いか。」等というのが一般的です。
私の世界は、私だけの存在によって成り立っていたといっても過言では無いんです。何故なら、其の人の発した言葉を自分の価値観で判断し、自分の声だけを頼りに推理するのですから。
水槽の世界とも形容できた僕の世界は、とある出逢いによって粉々になりました。
とある女性に出逢ったのです。出逢った当初の私は、彼女を食い物としか捉えておりませんでした。
如何に転がせば、上手い駒になるのか。恥ずかしながら、其れだけを考えておりました。
そんな醜い私の思惑とは異なり、其の女性は常に快活で且つ僕に優しさをふるまってくれました。
何してるのって気に掛けてくれたこと、何読んでるのって興味持ってくれたこと、すてきな声だねって褒められたこと。
僕のノートに悪戯書きをしたこと。素直に話してくれたこと。
彼女と行動を共にする内、僕は理性の部分が強まっていくのを感じました。
そして、彼女が見せる世界はとても美しくいつしか僕の世界も綺麗になっていました。彼女に接する度、僕が話していていいんだろうかと頭を抱えます。ですが、そんな苦悶の表情は君に見せたくないから素直な気持ちの一部である「君と話せていて楽しい、君と時間を過ごしている此の時間が幸せだ」という感情を表出しています。
とはいえ、今の僕なんかは彼女のことを思う事しかできない道徳・倫理の欠落した最低ごみくず野郎です。
なので、彼女を迚も幸せに出来るとは思いません。ですから、僕は彼女に何か不幸が訪れたとき守れる存在となり、彼女が生きる世界を遠くからでも良いので見守っていきたいと思っております(不快な感じでは無く!!)。
彼女は、そんな消極的な僕を励ましますがそんな励ましを受けていることでさえ烏滸がましい様なそんな気分です。
僕に構わず、すてきな人を見つけてくださいと素直ではありませんが、そう思います。
そして、彼女に会ってからと言うのも僕の人生は大きく変わりました。此れまでは、有名なパラドックスである水槽の脳の様な価値観で生きておりました。ですが、皆生きていると実感できてまた彼女が生きている、其の事実に対し思わず涙が零れてしまうほどに嬉しいんです。
彼女曰く、shouldではなくwantが大事とのことです。なにをすべきかじゃなくて、何をしたいかを考えてよって良く言われます。其れを聞いたときは、盲点だったというかそんなモノの考え方があったんだと、感動しました。
ダメだしばかり受けていますが、彼女と生きてる、こんなに愛おしい日々が僕の人生に訪れるなんて、予想だにしていませんでした。
また、色んな場面に於ける僕も変わりました。キチンと人が人として見れるようになったんです。顔色や、表情、言葉なんかにキチンと色が灯っていて気にかける事が出来るようになりました。きっと、僕が幼い頃に否定した世界のパラダイムです。
彼女は綺麗です。
此れを読んでいる貴方にも、生きていればきっといい人が見つかると思います。
日々是好日という日本の古い言葉がありますが、沢山転びながら自らにとっての"好日"を沢山みつけてください。
こんな僕でも、見つけることが出来たんです。きっと皆は既に見つけてるのかも知れませんが、見つけているのなら何があっても手放したらダメです。其の人が喩え、自分を選ばずとも離したらダメなんです。其の人が生きてること、その人と僅かの時間でも一緒に生きたこと。忘れたらダメです。自分に何も無い事を思い知らされた代わりに僕は愛を覚えました。
此れだけ在れば、もう何も要らないです。
僕のwantは、唯一。君の幸せです。
自分の幸せは自分で掴むと、言い張る彼女ですが僕のwantは変わりません。
只の欲望ですから、傲慢だとしても仕方が無いんです。間違っていても、此の解答は変わりようが無い。
僕がそう答えることが、君を不幸にさせるなら僕は好んで嘘をつきます。
自己犠牲にも似た僕の献身性は、見る人から見れば「かえって傷つけかねない」との印象を持つかも分かりません。
ですが、私は私を傷つけてなんかいません。私自身の感情の指針が彼女にありますから、僕は苦しくないんです。
他の男と遊んでいても、僕が君を好きなのは変わりようがありません。彼女が楽しいなら、其れが一番です。
僕の世界って、そんなもんです。