1月9日。ふと思ったことをやってみたら…。その1「しんぺい92号」 | みといなのブログ

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1月9日、日曜日。

 博多駅バスセンターのコメダ珈琲で、モーニング。

 友人と別れて、博多駅へ。

 そういえば、「かわせみ・やませみ・しんぺい92号」が運転されていたなあ。

 乗ってみよう。

 みどりの券売機で指定席を買う。

「残席わずか」

 座席表から席を選ぶ。BとCの通路側だけ空いていた。

 とりあえず、折尾まで買ってみた。

 特急料金は1,050円。

 確か、4枚特急回数券を提示して買えば、一枚当たり100円安くなったような…。これは、みどりの券売機でできるのか?

 次回乗るようなことがあったら、試してみよう。

 特急券は、終点の門司港まで乗っても同じ1,050円。

 やっぱり門司港まで乗ろう!

 みどりの窓口に並んで、変更してもらった。窓口には長い列ができていた。10時を過ぎるころ、変更できた。

 JRの特急券、指定席券は発車時刻前であれば、1回限りその時に購入できる同等の特急券、指定席券に変更することができます。

 「乗変」の文字が入った切符。さらに変更する場合は、一度払い戻して買いなおす形になります。運転日当日だと払い戻し手数料は30パーセントとかなり割高になります。

 「かわせみやませみしんぺい92号」は博多駅の2番乗り場から発車する。

 客室乗務員がお出迎え。

 早速乗り込みます。

 列車は前から4号車、3号車が「いさぶろう・しんぺい」編成。上り方向に運転される時は「しんぺい」で運転される。

 2号車は「やませみ」1号車は「かわせみ」。指定席はそれぞれの乗る車両によって、列車名が異なる。

 何も知らない人は指定席買いにくいのでは?

 「いさぶろうしんぺい」の車内はガラガラ。

 乗客が乗ってくる前に、ペーパーバックを撮影。肥薩線を走っていた頃の写真が載っている。里帰りしたようなものか?

 

 切符の変更で12番のB席になった。ひとつ前に13番の席があるが、13番には窓がない。誰も座っていないところを見ると、調整席なのかも。

 入線時刻は早く10分くらい時間があるので、記念撮影もできる。

 列車を眺めていると、肥薩線が運転されていたら、こちらを走ることがなかったの。複雑な気持ちになる。

 期間限定で、こちらの地区で肥薩線の魅力を伝えられる列車であることに変わりはない。

 

 10時39分、博多を発車。

 力強いエンジン音とともに加速。

「途中の停車駅は、香椎、折尾、黒崎、小倉、門司、終点門司港です」

 停車駅は福岡市内が二つ、あとは北九州市内である。

 

 3号車の展望スペースにはスタンプ台があり、乗車記念のスタンプが押せる。客室乗務員が記念乗車証を配ってくれて、押しに行けるようになっていた。

 10時48分、香椎に到着。数人乗ってきた。

 香椎駅の駅員さんが手を振って見送ってくれた。

 福間で信号停車。「ソニック75号」に抜かれる。

 赤間駅をさっそうと通過して、海老津行きの普通列車を抜く。

 海老津駅で4228M快速小倉行きに抜かれる。

 車内はのんびりした雰囲気である。

 2号車の売店でアイスクリームとホットコーヒーを買う。ホットコーヒーの100円券が財布の中にあり、やっと使うことができた。

「交通系ICカードは使えますか?」

「申し訳ございません、交通系ICカードは使えません」

「じゃ、いいですぅ~!」

 新幹線の車内販売は交通系ICカードに対応していた。売店はエアペイだった。

 エアペイさん、交通系ICカードも対応できるようにしてください。

 クレジットカードで買った。

 先の男性客は球磨焼酎の水割りとつまみをペイペイで支払っていた。

 くりりアイス(350円)とホットコーヒー(300円)。100円券のおかげで合計450円。

 スプーンが木でできているが、なんか捨てるのがもったいない形をしていた。

 いさぶろうしんぺいの車内。ガラガラ。

 テーブル席でのんびり座った方がよかったか?

 車掌さんがやってきて、2号車と3号車の連結面で貫通ドアを操作していた。貫通ドアのヘッドマークの撮影の協力。

 

 折尾駅。乗客の一人がかしわめしを買っていた。

「何時も撮影ばかりなので、今回は買います」

 デジカメ一眼レフを手にした男性。常連さんのようである。

 立ち売りの男性に見送られて折尾駅を発車。

 

 客室乗務員はこまめに車内を回って、記念撮影、ごみの回収、車窓のガイドをしていた。

 八幡を通過する際には「官営八幡製鉄所」の案内放送が流れた。

「左手に八幡製鉄所が見えます」

 ?

 1901年の溶鉱炉は右手に見えるはずだけど…。

 左手には現役で稼働している製鉄所が見えた。

 …嘘ではないなあ。

 小倉到着前に小倉城の案内放送。

 ちゃんと北九州の観光案内の放送も流れている。

 11時59分、小倉に到着。

 隣、A席の男性も小倉で下車。ネット予約で切符を買っていた。ネット予約だと少しは安くなるのかな。
 

 小倉を発車して、客室乗務員がタブレットとゴーグルを手に車内を巡回。360℃VRの映像が楽しめるらしい。映像は3分程度。球磨川下りや肥薩線の映像が楽しめるらしい。

 12時07分、門司駅に到着。2分停車。

 12時16分、門司港駅4番ホームに到着。

 門司港駅に到着すると、乗客の記念撮影タイム。

 駅前には晴れ着姿の女性が。

 北九州市は今日が成人式だった。

 

 駅前を聞きなれないすごいエンジンの音。

 カウンタックが2台。偶然とはいえ、すごい光景を目にしてしまった。

 魚住酒店に向かいます。