JR大阪環状線の弁天町駅の横を通り抜けて、交通博物館の入口へ。15時過ぎでもかなりの人だった。
イコカなどの交通系ICカードも対応していた。券売機に並ばずに入場できた。
まずは息子が興味を持っていた0系へ。長い行列が出来ていた。
嫁ハンは行列を見て、別行動。どこかでゆっくり座っていると、姿を消した。
先頭車両はシアタールームになっていて、横長のいすが設置されていた。スクリーンには「上映終了」の文字。
行列は、0系新幹線の運転台を見るためのものだった。息子は椅子や柵をよじ登ったりして遊んでいた。
0系新幹線の運転台。将来は運転士になるのか?
右上には昔懐かしのパタパタ式案内板。
続いて、館内をざっと見て回る。実物そっくりの模型に見入っていた。
特別公開されているスシ28型301号とマロネフ59型1号の車両展示の列に並ぶ。
食堂車は、20系寝台車の食堂車が食堂として営業するまでの間、交通科学館で食堂として使用されていた。
ホームで待っている間、窓越しにテーブルが見えた。先に案内されている人達が熱心に見学したり、デジカメで撮影しているのが見える。
いよいよ入場開始。「保存車両大公開(こうはく乗り物大公開編)」のパンフレットを一部いただく。
まずは食堂車のスシ28型301号。重厚なテーブル。椅子もしっかりしていて座り心地がいい。列車の中とは思えない落ち着いた雰囲気があった。
これだけ作りがしっかりしているのであれば、食堂車が連結された列車が走ってもいいような気がする。
続いて寝台車。まず2等寝台。中央の通路をはさんで進行方向に寝るタイプの2段式寝台。開放型A寝台よりも豪華な作りになっている。さらに奥へ進むと、個室の寝台。
厨房の様子。以前食堂どして営業していたらしくしばらく実際に使われていた。
1等寝台の個室。今もこんな列車が走っていたらなあ…。
2等寝台車。通路をはさんで進行方向に寝る、プルマン式。14系開放型A寝台よりも乗り心地が良さそう。
外は旧型客車と同じ茶色のニス塗り塗装。走りも旧型客車と同じような重厚な走りなのだろう。何かに似ている…。そうだ、JR九州の「ななつ星」の車体に似ている。ツヤのある車体は旧型客車に似せたのかな?
もう、17時に近い。それでも人は多い。閉館時刻は何時なのだろう?近くの係員に聞くと、17時30分だという。
ありがたい、時間いっぱいまでじっくり見学させてもらった。
餘部鉄橋の模型があった。
「さっきいったとこ~?」
以前入ったことがあるのをちゃんと覚えていた。前の事はすべて「さっき」という息子の言葉。いつ日本語の修正教育しようか?
ドーム部分から覗く息子。とても楽しそう。
息子はレイアウトの子供向けのドームにほかの子供達と潜り込んで遊んでいる。
閉館の音楽が流れて、交通科学博物館をあとにした。
地下鉄の弁天町駅へ。
(続く)
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