★道路・建物の破壊 

道路は地盤に直接載せてあるので、地盤と一緒に揺れます。地盤は揺られると液化現象を起こして、地盤沈下をするところもあります。マンホールや地中配管などが地面から浮き上がってしまうような現象も見られます。マンションのような重たい建物は、たいていは杭を打っていますので沈みません。沈まない建物と沈む地面の間には段差ができてしまい、電気、ガス、水道、下水などの地中配管が破損してしまうことがあります。街頭では建物の外面の看板や、タイルやガラスなどの破片が降ってきます。 

 

★交通機関の利用停止 

公共輸送機関は震度5で停止させ、路線を駅から歩いて点検しないと運転再開ができません。合理化のため待機している職員はほとんどいませんので、勤務中の職員が点検にあたります。必要に応じて日番職員と下請け会社も招集され、対応にあたります。東日本大震災の直後、首都圏の交通機関は、バスをはじめ部分的に復旧しましたが、動き始めたところに人が集中してしまい、大きな混乱が生じました。主要道路は、緊急輸送路として通行禁止にすることになっていますが、現実には大渋滞となりました。緊急車両が来ても除けられない状態です。建物が崩れて歩道をふさぐと、避難民は新幹線でも車道を歩くようになります。一層の渋滞が広がります。

 

★ライフライン 

電気は停電しますが、ほかの設備と比べると地上に設置されている機器類が多いので、復旧は比較的早いです。停電になると、非常用発電機を持った施設以外の電力を必要とする設備は、稼動しなくなります。エレベーターやポンプなどは動かなくなる、照明は暗くなる、電気用品は使えなくなるという状態に陥ります。マンションの廊下、階段などにある非常照明は緊急用のものですので、30分もすれば消えてしまいます。つまり数時間停電しただけで、陽の入る場所以外では真っ暗になってしまうのです。高層のマンションでは、エレベーターが停止してしまうこともあり、生活上、大変な支障になります。 

 

 

 

 

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