今回もご覧頂き有難う御座います。
(かたおじ)片付けおじさんのヨッシーです
皆さんは体調は大丈夫ですか?水分補給してますか?
これは私が実際に体験した事をお伝えします。
現在の母はもう他界しています。
介護施設での出来事。
85歳の時に介護施設での朝食後部屋に戻り、昼食前に担当の方が母の部屋に入った
時に異変に気が付き、すぐに責任者を呼びに行き確認すると、その時の母はもう冷たくなっていたそうです。
母は誰にも看取られず亡くなったのです。
施設から連絡をもらい、すぐに妹に連絡をして施設に急ぎました。
そこで横になっていたのは間違いなく母でした。
普通に寝てる様に亡くなっていました。
本当に苦しまずに眠るようにしてたので、今にも起きて私たちに話でもしそうな感じでした。
その時に妹が母の隣にたち、すするように泣き始め、その姿を見た私もついに我慢していた物が崩れるように目から大粒の涙が出て止まらなくなりました。
それからしばらくは沈黙が続いていました。
その沈黙を破ったのは、施設の責任者だった。
今後の事を話がしたいとの事だったので私は妹を残しその場を離れた。
母の思い出が詰まった家
80歳を過ぎた母から「そろそろ家の整理を手伝って」と連絡があった時、私は片付けのプロとして自信満々でした。
でも実際に実家に足を運んで、私の「常識」は完全に打ち砕かれることになったんです。
衝撃の実家の現状
実家のリビングには、30年前の雑誌、使わない食器、古い写真…一般的には「不要品」と分類されるものがたくさんありました。
最初は効率的に片付けようと考えていました。「これは捨てましょう」「これは残しましょう」と、私なりの基準で分類を始めたんです。
母の涙で気づいた大切なこと
でも、私が何気なく「不要品」の箱に入れた古い手紙を見て、母が泣き始めました。
「それは、あなたのお父さんが亡くなる前に書いてくれた最後の手紙なの」
その時、私は自分がとんでもない間違いを犯していることに気づきました。
物の価値は人それぞれ
それからは、母と一つ一つの物について話し合うことにしました。
- この食器セットには、新婚時代の思い出が詰まっている
- この雑誌には、私たち子どもが小さい頃の写真が挟まっている
- この洋服は、大切な友人からのプレゼント
母にとって
「不要品」なんて、本当は存在しなかったんです。
新しい片付けの方法
そこで私たちが選んだ方法は下に書いた3つの方法
- 想い出話をしながら分類:急がず、一つ一つに向き合う
- 写真に残して手放す:物理的には手放しても、記憶は残す
- 家族で共有する:兄弟でも想い出の品を分け合う
3ヶ月かけて少しずつ整理を進める中で、母から今まで聞いたことのない家族の話をたくさん聞きました。
戦後の苦しい時代に大切にしていたお皿の話、父との出会いの話、私たち子どもへの想いを込めて保管していた品物の話…
片付けを通して、私は改めて母の人生を知ることができました。
結論
片付けに正解はない。特に、長年生きてきた人の暮らしには、外から見ただけでは分からない大切な意味があります。
効率性や見た目の美しさも大切ですが、それ以上に「その人らしさ」を大切にする片付けもあるのだと学びました。
母の長い人生の苦しみや悲しみ、そして苦労は私にはわからない程の大変
な事だったと思います。
今頃は天国で喜んでいると思います。



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