このひとつの穴から全てが始まりました。
昨年暮れに築40年近いマンションの一室を60万で購入しました。
はっきり言って迷いました。
廃墟状態だったからです。
おまけに業者も買わないと。
業者ですら買わないって
想像つきますか?
和室と洋間をひとつにして
コルクの床材が貼ってあるのですが
床がデコボコな上に、畳があった
と思われる部分は、ポコポコ空洞の
音がして、しかも歩くたびにそこら中
キュウキュウ鳴ります。
これをどうしたら良いのか。
ええい、ままよ!と買ってしまいました。
イメージがわかないまま。
しかし、追い風が吹いてきました!
なんと、5月から8月まで大規模修繕が
入ることになったのです。
ガーガー、ビービー、機械音がなり始めました。
早速の便乗して、まず、穴を開けて見ました。
案の定、合板(コンパネ)にコルク床材が貼ってあり、その下は空洞でした。
そして、30cm間隔で垂木が入っていました。
見えました。イメージが。
どうしたら良いか、見えたのです。
早速コンパネはがしにかかりました。
コルクの下でコンパネがねじ止めされています。
つまりどこにネジがあるのか分からない。コルクはガッツリ接着されていて、おいそれとは剥がれてくれません。
金属探知機をオークションで探しましたが、その後閃きました。
磁石です。100均で買ったピックアップツール用の磁石を吊るして、ぶら下げ、ネジを探しました。
深く入り込んでると、探しにくいのですが、だんだん感が冴えてきて、すぐに見つかるようになりました。
続く