孤狼の血 LEVEL2 | みっちぇのブログ

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なんのしがらみもない立場で、気にとまったことをだらだらと書いてます。


孤狼の血の1をアマプラで観たんです。
普通に観れたし面白かったので、まだLevel2をやってる映画館があったので、勢いで観に行きました。

それが間違いだったのかな、1本は観れても2本連続がきつかったのかもゲロー


結論から言うと、これホラーです。
怖すぎる滝汗


ネタバレあり順序だった説明なしの、私の感情メインですので、この映画をこれから観たい人はご自身で気をつけてください。



1も生々しいしエグいんですよ。
でも私は「仁義なき戦い」が好きですし、その雰囲気が存分に出てました。最初にMEGUMIが出てくるんですけど、昭和の雰囲気全開で嬉しくなるくらいでした。
それに昭和のヤクザと指を詰めるのはセットくらいフィットしてますから、1は全然大丈夫でした。
内容も面白かった。
大上刑事にアルマゲドンくらいの心意気を感じました。



で、Level2ですわ。
1の3年後ですか。昭和から平成に変わってます。
大上の意志を継いで街の安全のために裏社会とも積極的に関係を保っている松坂桃李演じる日岡刑事。

1の時とはガラッと見た目も変わってマル暴の刑事さんという感じになってました。


私がなんでこんなに怖がってるかというと、鈴木亮平ですわ。
あんな人をキャスティングするのが間違ってます。怖すぎるガーン
別の人でもう少しマイルドに演技してくれても十分楽しめたはず。

最初に刑務所から出てきて、刑務官に逆恨みして刑務官の妹を惨殺するんですよ、その鈴木亮平演ずる上林は。
そこで私はビビらされて震え上がってしまいました。
指を眼に突っ込んで眼球を取り出すんですよガーン
スプラッタですよね。
完全に恐怖映画じゃないですか。

『V.I.P修羅の獣たち』っていう韓国映画は知ってますか?
あれは北朝鮮の幹部の息子がサイコで女の子をさらって来て殺すんですが、冒頭の殺人シーンでピアノ線みたいなので首を絞めて苦しむのを楽しんで、最後にピチンと皮膚が切れるという恐怖シーンがあります。
かなりのショッキングシーンで、これを思い出しました。



上林は組の秩序とかも全く関係なく、何をするのかわからないし、最初の殺人シーンで度肝抜かれた私はただただ全編ビビりまくってました。

日岡の周りの人達みんなが死亡フラグを出しまくってて、自ら呪縛に陥ってたのかもしれませんが。


村上虹郎くんが可愛いげがあってすごく良かったです。おそらく1番純粋で正義を信じていたんじゃないでしょうか。



みんな一癖も二癖もある人達ばかりで気が抜けません。


絶対に上林は最後には無惨に退治されるはずだからと思って、恐怖に耐えてたんですけど、なかなかそのシーンにならないのがまた辛かったです。


私が想像してた通り(大方の予想通りでしょ)、日岡刑事と上林の対決が最後にあるんですけど、壮絶な戦いをしてボロボロになってるけどまだ緊張感もあるところで、警察車両がやっと到着したんです。
車から出てきた滝藤賢一さん演ずる管理官が、「何しとんじゃ!」って蹴って二人を引き離すんですよね。
折れた日本刀(?かどうかわからないけど)布を巻きつけただけで折れた刃をそのまま持って血だらけで戦ってる上林と斬られまくってる日岡を見て、普通に間に入っていける管理官も大したもんだなと思いました。
このシーン、私は好きでした。



日岡が頼りなく見えていたのが、まだまだ大上さんの域には達してない日岡の現状なのであれば素晴らしい。
また、大上は泥臭く動くタイプだったけど、日岡は上手く立ち回ろうとするという、何か昭和と平成の端境的な象徴もあるのかなぁと考えちゃいました。


最後の日本狼の捜索は、大上刑事のような本当の狼はいるのか?日岡は腹を括れるのかという、次作につながるto be continued 的なことでしょうか。
すいません、何もわかってないかも。





私がこんなに怖がってるのは鈴木亮平のせいです。西宮出身で駅前のケーキ屋さんにインタビュー記事が貼ってあって親近感もあったのに。

ビビりにビビらされた私は、帰り道すら襲撃に遭いそうで怖かったです。




続編の製作は決定してるそうで。
とりあえず観ない方向で考えてます。
(もう鈴木亮平は出てこないだろうけど)




あと、宮崎美子の最後の微笑みも怖かった〜チーン