韓国映画 国際市場で逢いましょう | みっちぇのブログ

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なんのしがらみもない立場で、気にとまったことをだらだらと書いてます。

今更だけど、この映画をやっと観ました。

内容は知りませんけど、絶対可哀想な話でしょ?
…と思って、良い映画らしいけど観るのを躊躇ってました。
でも1億俳優のファンジョンミンですから観ないとね。


朝鮮戦争で北朝鮮側から脱出する船に乗る時に、父親と妹と生き別れて、父親からも(父が戻らなければ)お前が家長だ、頼むぞって言われて長男だったファンジョンミンが子供ながらに責任を感じてずっと奮闘する話です。


韓国でも米軍に「ギブミーチョコレート🍫」ってやってたんですね。
日本の戦後と同じような混乱ですよね。
子供が靴磨きをしてるようなイメージ、そのままです。

そこからずっと家族の為に働き続けるんですよ。
子供なのに重責を担うって気の毒です。

でも、弟がソウル大に入学出来てその授業料が必要ってところまでは、辛いでしょうけど頑張って我慢して働いてもらって…と思いますが、弟がソウル大を卒業した後は、弟に稼いでもらったらよかったんじゃないですか?

天下のソウル大ですから、将来を約束されたようなもんでしょ?

…まあそれでも家長として、自分がなんとかしないといけないという呪縛なんでしょうな。




ドイツの炭鉱で働いてる時にも、ベトナムでも命の危機はありましたけど、最初にお爺ちゃんのファンジョンミンが出てきてますから、死ぬことはないと安心して見てられましたニヤリ


ベトナムでの爆発ですけど、私は「グッドモーニングベトナム」を観てますからどういうことかわかりましたよニヤリ
ベトコンが米軍の集まる施設を狙って爆破するんですよ。

この映画を観た感想を言いたかった理由の半分くらいが、「グッドモーニング、ベトナム」のことを思い出したって所です。ロビンウィリアムスとサッチモがセットで思い出されて、今も感情が動かされました。




で!
で⁉️
同じくベトナムのシーンで、ユノ が出てきたので、テンション上がりました❣️
ナムジンさんという歌手役でした。

コミカルな表情で可愛くて良かったです照れ



他にもヒュンダイの創始者とか、デザイナーのアンドレキム(頭をマジック塗ってる人)とか、韓国の戦後復興を支えた有名な人達がところどころ出てきて、韓国人の人なら歴史としてよくわかるんでしょう。

韓国版「ALWAYS 三丁目の夕日」って感じですかね。
(すいません、三丁目の…方観てないから、復興期のパワーとかそんな感じかなぁという想像ですけど)

南北の離散家族のテレビ映像はきっと本当の映像でしょうね。泣けました。




そうやって全て家族の為に一人で気を張って頑張ってきたようですが、いつも親友と一緒でした。
悲壮だけじゃないのがいいです。

オダルスさんていいですね。なんか抜け感があって、なにしてても見てられます。




なんで市場のお店を離れないのか、名前をおばさんの名前から変えないのか、ほぼ最初からわかってましたけど、この人の人生をこうやって観た上で考えると、やっぱりジーンとするもんですな。