ソウルと香港なんで、そんなに時間はないんですけど、機内で4本の映画を見たのでその感想です。
ハズレなしです
「密偵」
大韓航空でソウルへ行きましたが、機内でこの「密偵」を観ました。
140分くらいあるので、行きと帰りで観終わりました。
韓国語で英語字幕なので、細かいことはよくわからないままなんですけど、日本統治下の京城の話なので日本語のシーンもちょくちょくありました。
出てる人がすごいんです。
ソンガンホは大御所でしょう?
何も知らずに見始めて、コンユが出ててびっくりしました。
私、コンユはコーヒープリンスから大好きなんです。演技も好きだし、いい作品に出てるから外れがないですしね。
タプがいない心のすき間をうめてくれるのはコンユかもしれないくらいです。
そのコンユのすごく面白かった映画で、サスペクト哀しき容疑者というのがあるんですけど、コンユを追う情報局の大佐役の人(金子賢似)が、この映画にちょろっとだけ出てくるんです。
これもいい俳優さんなのにちょっとだけなんてね。
屋根部屋のプリンスに出てたハンジミンとか、「ありがとうございます」のシンソンロクとか。
イビョンホンも特別出演で出てきますし。
そして、鶴見辰吾がイイ感じに気味が悪くて冷酷で
日本統治下の京城(ソウル)ですから、韓国映画としては、まあ日本がよく描かれることはないんでね
機内だからだと思いますが、拷問のシーンはボカシがかかるんです。
韓国映画って、いつもエグいですからね。
ボカシがあって幸いでした。
ドキドキとスリルのある映画で面白かったです。
香港はキャセイでした。
あと3本は日本映画です。
これはもう5人に1人は観てるって言われてましたから、映画に興味がある人はほとんど観てますよね。
「君の名は。」
だからもうネタバレもありですけど。
まあいいんじゃないでしょうか!(上からですいません)
瀧が三葉になった時毎回胸を揉んでるとか、妹がクールでしっかりしてるとか、細かいところまで設定に気を配ってありました。
結局泣きました
神木隆之介君、やっぱり上手いし!
私が泣いたのは、三葉の友達が三葉の言葉を信じて、町の皆さんを避難させるのために積極的に行動しているところ。
町が滅びるなんて話、三葉の父親ですら信用しないのに、何をやっても怒られがちな存在の高校生があんなに大それたことをやるなんて、信じられるその気持ちに泣けました。
ご都合的にメデタシとなるのも、観てるみんながスッキリしたいんだからそれでいいと思います。
そして、
「シン・ゴジラ」
これは途中ちょっと長めの瞬きをしてる間に、大勢の人が死んでました
が、ゴジラを退治するために集められたみんな一癖あるスペシャリストが英知を集めて、どうやって倒すのか、すごく見応えがありました。
すごく規模も大きいですしね。
なかなかスッキリできて、面白かったです。
そして、
「超高速!参勤交代リターンズ」
リターンズですから、Part2ってことです。
これやっててラッキーでした。
やっぱり面白かったですよ
何も考えずに笑える映画です。
佐々木蔵之介が民のことを大切にする心優しいお殿様なんです。
今回は自分の藩で一揆が起こったという知らせを聞いて急いで藩に戻るために家臣と走って帰るんですけど、関所で大名行列のチェックをしているので100人の行列にみせるために人を雇ったり人形を入れたり、お尋ね者になっていたので死体のふりをしてやり過ごそうとしたり。
そんなマヌケなことを普通にやりつつ、お殿様も家来もみんな武芸に秀でていて強いし。
遊女から殿様の側室になる深田恭子も可愛いし。
登場人物みんな良い人ばっかりで、気持ち良く笑える映画なんです。
(敵役の陣内孝則がわかりやすく悪役です)
(敵役の陣内孝則がわかりやすく悪役です)
機内のイヤホンはちゃんと音が聴き取りにくいのであんまり好きじゃありません。
だから(イヤホンジャックが合う時には)いつも自分のイヤホンで聞いてます。
映画館に足を運んでまで観る…ということがなかなか億劫になってますので、ちょっと気になってた映画をまとめて観ることが出来て、ラッキーでした。
密偵は日本で上映されたら、またちゃんと観たいと思います。