2014/07/07
独特の世界観。
終わりなき世界。
目覚ましが鳴った。
いつもと同じ朝だ。
母さんの呼ぶ声が聞こえる。
ぼくは目を開けたんだ。
暗闇。
そういえば、光を感じなかった。
迎えたのはいつもと違う朝だった。
闇の中?
いや、夢だ!
そう思って、母さんの呼ぶ声に応えた。
しかし、暗闇動くことが出来なかった。
母さんは、ぼくが降りてこないことを不思議に思ったようだ。
呼びながら、階段を駆け上がる音がする。
勢いよくドアが開く。
ぼくは音のほうに振り向いた。
そして…
「ぼくは、目を開けてる?」
唐突に聞いてみたんだ。
「開いてるよ?」
と、不思議に答えた。
ぼくは、暗闇に落とされた。
恐怖に襲われた。
もう、光を感じることが出来ないのだろうか。
なぜ?
母さんの顔すら見ることが出来ない。
大好きな彼の娘の笑顔も見れない。
突然の暗闇。
孤独感。
襲うのは恐怖だけ。
「ねぇ。お母さん、この部屋暗いよ。電気付けて?」
母さんの悲鳴混じりの声が聞こえた。
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