肺の中の空気を

少なくして

2~3メートルの深さの海の

海底に体を沈める


薄青色の透明な

ゼリーのような水を

揺らめく太陽光が

絨毯を巻くように通り過ぎる波越しに

金色に照らす


僕は息をしに海面に上がる必要性を

感じずに

じっとそれを見ている


それは初恋に似ていて

ただいつまでも見とれていて

僕はゆらゆらと

揺れてる