明日19日投開票の注目選挙・大阪府議補選(東大阪市選挙区)と名古屋市議補選(東区)! | 選挙バカ一代~衆院選、参院選、統一地方選~

明日19日投開票の注目選挙・大阪府議補選(東大阪市選挙区)と名古屋市議補選(東区)!

大阪維新の会 地方議員公認候補一覧

http://oneosaka.jp/election/detail/2017_local_kounin1.html

 

↑の通り、明日19日投開票の大阪府議補選・東大阪市選挙区に大阪維新の会からは広野 みずほ氏が出馬しています。

大阪維新の会の議員秘書をされていたようです。

今回の補欠選挙は定数2。立候補者は広野氏を含め3人。先の衆院選にも立候補していた西野こういち氏と日本共産党のうち海公仁氏が出馬しています。

広野氏は維新(青野)支持層をまとめられるのか。また、今回公認候補を出していない自民党の票が西野氏とうち海氏どちらに回るのか、あるいは半分に割れるのかが注目です。

西野こういち氏は元維新の議員ですが、父親は自民党の衆院議員でしたからね。自民党支持者との交流も恐らくあるのでしょう。

共産党も、最近は大阪自由共産党と揶揄されるくらいに自民党と関係が近いので、恐らく自民党の票の取り込みを狙っている筈。

それに、衆院選が終わったばかりという事で、この補選に関する市民の関心も薄いようです。という訳で、維新楽勝という訳にはいかないようです。

 

何で衆院選と同日にしなかったのでしょうか?

前大阪府知事の橋下徹さんは今年3月頃に松井知事に対して、「白髪が増えない政治家は、真面目に政治をやっていませんよ。松井さんは白髪増えていますか?何か黒々しているような(笑)」と呟いています。

府の職員に対して市民目線の徹底が薄れてきていないでしょうか?

そしてそれを有権者が感じているからこそ、先の衆院選の大阪の選挙区においても維新は敗北したのではないでしょうか?

 

まぁとはいえ、今は大阪万博の誘致に必死で松井知事も細かい所まで目を配るのは難しいのかも知れませんね。

維新のおかげで、大阪は少しずつですが前に進んでいます。

頑張れ大阪維新の会

ちなみに、来週行われる予定の岸和田市議補選にも維新から公認候補が出るようです。

 

さて、明日の選挙はもう一つ注目選挙があります。維新は候補者を出していませんが。

それは名古屋市議補選(東区)。

名古屋と言えば河村たかし名古屋市長率いる減税日本のお膝元ですが、その減税日本からは候補者が出ていません。

別に減税日本の議員の不祥事で発生した補選でもないのにです。

代わりに、先の衆院選で躍進した立憲民主党から候補者が出るようです。国政直記氏。28歳。国会議員の秘書をされていたようです。

あとこの選挙では以前減税日本の市議団長を務めていた則竹勅仁氏が出馬しています。

 

正直言って、私はこの立憲民主党の良さがさっぱり理解できない、というか、そもそもどのような政策を掲げているのかさえ分かりません。

そもそもスローガンの「まっとうな政治」というのが意味分かりません。まぁ、今が異常だから「まっとうな」なんでしょうが、何をもって異常と定義しているのか。そして、どうなったら「まっとうな」状態になるのかがさっぱりイメージできません。

そして、この党の「目玉公約」って何ですのん???

大抵選挙で躍進するのは有権者の心を掴んだ「目玉公約」を掲げた所と昔は相場が決まっていました。

小泉純一郎氏の郵政選挙の時は郵政民営化。

民主党の政権交代選挙の時はこども手当や高速道路無償化に公立高校無償化。

大阪維新の会が躍進した2011年統一地方選の時は大阪都構想。

自民党が政権を奪還した時はアベノミクス。

 

ところが、この立憲民主党は目玉公約がさっぱり思い浮かばないのです。

公約も無いのに躍進を果たしたレアケースです。

安倍政権が改革を進めている(?)ものだから、改革で割を食う既得権益層の利益を代弁する党にでもするつもりなんでしょうかね?

結果は出しているし、その方向性も有りなのかも知れません。

まぁ、私は既得権益とは縁もゆかりもないので絶対に支持しませんが。

 

個人的には減税日本に頑張って欲しかったのですが、候補者が見つからないのであれば仕方が無い。

政策の具体性ゼロなのに卓越したイメージ戦略だけで躍進を果たした立憲民主党。果たして減税日本の本拠地でも躍進してしまうのか。注目です。