三田国際学園と鹿島建設グループの関係

受験コンサルタントとして学校の評判には常にアンテナを張っておきたいし、クライアントを将来後悔させることがないよう学校の透明性というものには気を配っている。

平成29年度の学校法人戸板学園(三田国際学園の設置者)の事業報告書より驚くべき事実が分かった。

学校法人戸板学園の8人の理事のうち2人は鹿島建設グループの出身者ではないか。事業報告書はこちらより確認可能

理事長である加地一志氏は2005年の時点で鹿島建設が100%出資する会社である鹿島リース株式会社の社長を務めていた。この事実は建設通信新聞2005年5/18分に掲載されており、インターネット上でもこちらよりわかり辛いものの確認できる

非常勤理事の高原浩三氏も鹿島建設の監査役を務めている人物であり。これも鹿島建設のホームページから明らかである。

よって三田国際学園と鹿島建設グループには何かしらの関係があるといえるだろう。

次の章では実際この関係により保護者や生徒が害を被っているケースを1つ説明しよう。

三田国際学園の共学化の際の施設改修

さて三田国際学園は2015年4月に女子校から共学となり、現在の名称に変更されているのだが、その際の施設改修をなんと鹿島建設が受注している。施行に参加したTOTOアクアエンジ株式会社のサイトを参照されたい。

入札の結果鹿島建設がもっとも有利な条件を提示して受注することとなったのであれば何も問題がないのだが、入札なく受注させたか、入札の際に他の業者の額を鹿島建設側に漏らしたのではないかと疑うだろう。

前者であるのなら競争がない分受注金額が高額になっていることは容易に予想され、学校の収益である学費のとんでもない無駄遣いである。後者は談合行為で刑事罰が課せられるものである。

この様な学校、三田国際学園を受験するのか、学費を納めつづけるのか皆様には考えていただきたい。

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