2018年10月から全13話にかけてTVで放送された「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」。題名だけ聞くと、どのような内容なのか、いまいち想像できないと思います。簡単に言うと、高校生達が思春期症候群という特殊な病気と真剣に向きあう恋愛物語です。
「物語の始まり」
物語は、男子高校生である梓川咲太が自分の部屋の机の上に置いてあったノートを見つけるシーンから始まります。
「この先に記されていることは正直信じられないようなことだと思うけど全部本当の事なので必ず最後まで読むように 必ずだ。」
咲太にとって、また見ている私達には、訳の分からない内容から始まりますが、そこから過去の回想に戻りその真相が少しずつ明らかになります。
「最大の魅力」
個人的に、このアニメの最大の魅力は悩みを抱えた人たちが、大きな壁にぶち当たったとき、自分の思いを伝えることだと思います。初めて人に見せる高校生の本心は、私たちの不安や、なかなか表すことの出来ない気持ちと重ねることができ、心に深く響きます。自身のコンプレックスを面に出さずに自分一人で抱えようとする高校生らしい思春期も現実味があり、先の展開がきになる作品です。 
「思春症候群とは」
思春期症候群とは、思春期の高校生が抱える感情が不思議な現象として現れるというものです。この現象は、都市伝説のようなものとして描かれているので少し現実から離れますが、悩みを抱える点においては、私達とさほど変わらないので、違和感なく楽しむことができると思います。思春期症候群の種類はアニメで五人、映画で一人の思春期における不思議な現象がでてきましたが、どの種類も完成度が高かったと思います。また、物語のように内容がしっかりとつながっていたのでアニメにおいてはとても見やすいものになっています。
「最後に」
映画では、アニメとは少し違う迫力があって、個人的には最高におもしろっかたので、そちらも方も是非見て欲しいと思います。ライトノベル(小説)では、大分先に進んでるので、たくさん楽しめると思います。
このアニメは、「hulu」「dアニメストア」「U-NEXT 」等で見ることができます。
ご愛読ありがとうございました。
引用:「青春ブタ野郎」シリーズ|電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト



